【ユースなう! Vol.11】バンドサークルの頂点を目指せ!SOUND YOUTH 2015

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大学生バンドってイマイチ実態が分からないし、高校生にバンドに比べると盛り上がり足りてないよね…と思ってしまっているそこのあなた。バンドサークルNo.1を決める音楽フェス、その名もSOUND YOUTHをご存知ですか?
3度目の開催となる今年は32サークル64バンドが集い、たったひとつのグランプリ目指してアツイ”戦い”を繰り広げたのです!
今回は、9月14日に渋谷TSUTAYA O-EASTで開催された SOUND YOUTH 2015 決勝大会から、イマドキ大学生バンド模様をレポートします!

バンドが違えば音楽も一変!

決勝に残ったのは、32サークル中5サークル。ひとくちに「バンドサークル」と言っても、ジャンルはさまざま。さらに、同じサークルでもバンドによって色が全く違う、ということも!
最初のバンドがメロウな雰囲気を醸したかと思えば、次のバンドはTシャツを投げ捨ててパワフルに歌いだす。凛とした女性ソロボーカルが響いたかと思えば、4人ボーカルの音圧が飛び込んでくる!
大学にはいろんな人がいる、と言われるように、サークルやバンドが違えば違う音楽がある、という楽しさに気づきます!

バンドと観客がつくるアツイ空間

そして驚きなのは、あふれ出るバンドの熱量。その熱量に、観客も負けじと応えます。自然とはじまる手拍子に、コール&レスポンス。観客も音楽に参加し、楽しんでいました。
バンドと観客、双方の真剣な熱量が合わさって会場はどんどん盛り上がっていきました。バンドパフォーマンスと観客ボルテージがMAXで一体となったアツイ空間はまさに圧巻!!

緊張の結果発表。バンドサークルNo.1は…

途中に高校生バンド、最後に前回大会の準グランプリバンド、『とけた電球』によるライブも行われ、大盛況のなか全パフォーマンスは終了しました。
そして見事、SOUND YOUTH 2015 グランプリに輝いたのは……

日本医科大学 Popular Music 研究会!

切実な歌詞と躍動的なパフォーマンスでこの日一番の盛り上がりを演出したことが大きく評価されました。

《特別個人賞》、そしてパートごと計5名の個人に贈られる《Boseサウンドリンク・ミニ賞》を受賞した方々に、大学生バンドの生の声を聞いちゃいました。

「大学のサークルはみんな技術が高く、お互いアドバイスを言い合ってどんどん上達していけるところが好きです。」
(東京大学 東京大学FGA『マリモキウチ』木内まりもさん)

「バンドしていて、一番楽しい瞬間はきれいなハーモニーが奏でられて、みんなで楽しさを共有したときです。」
(東京大学東大POMP『Annie & the funky tunk』原田幸恵さん)

「決勝にいる人たちは勝ち上がってきたって点で相当レベルが高くて、それは心に響くような演奏を心掛けていたからだと思います。一人でも多くの人に自分たちの音楽が伝わったら光栄だと考えています。」
(慶應義塾大学 K.B.R.society THE KALUA『KALUA Irregular Band』 西坂和浩さん)

受賞されたみなさん、おめでとうございます!

ポストロック、パンク、R&B、アシッドジャズ、邦ロック…音楽のジャンルも大学もサークルもバンドも様々に、多彩な音楽と大学生バンドの熱量、そして観客が作り上げるSOUND YOUTH。大学生バンドの実態の結論、スゴイ、アツイ。とにかく耳も目も離せないほど引き込まれる空間でした。来年の開催が待ち遠しいです!

各賞の詳しい結果はSOUND YOUTH 2015公式WEBサイト、Twitterをチェック。

また、本イベントのアフタームービーが、大学サークルアプリCircleAppで公開されます。そちらもお楽しみに!

SOUND YOUTH 2015

公式WEBサイト:http://soundyouth.circleapp.jp/
公式Twitterアカウント:@SoundYouthJP

開催日:9月14日
場所:TSUTAYA O-EAST

出演者:
【決勝進出サークル】
上智大学 アメリカンミュージック研究会
東京大学 東京大学FGA
慶應義塾大学 K.B.R.society THE KALUA
日本医科大学 Popular Music 研究会
東京大学 東大POMP

【高校生バンド】
鷺宮高校軽音楽部 Absolute area

【ゲストバンド】
とけた電球(前回大会準グランプリ)

運営:SOUND YOUTH 運営事務局
共催:Circle App http://circleapp.jp/

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