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【ユースなう! Vol.19】あそこにまで光るセンス!多摩美術大学「芸術祭」をチェック!

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今回のユースなう!も、前回に引き続いてのシリーズ企画、『学園祭特集2015』。自家製ならぬ、自“大”製のジャムや模擬店メニューに、大根の無料配布・・・と、農業大学の学祭は実においしそう。まさに食欲の秋。
ということは、芸術の秋にふさわしい学祭はやはり美大に?美大の学祭ってどんなんだ?ということで、第2弾は多摩美術大学の「芸術祭」へ潜入してきました。

たった10秒で、もうすごい

潜入して即感動でした。入り口で配布してるパンフレットのクオリティーが・・・、見事なんです。

文中①

さすが美大だな~と、デザイン力に圧倒されながら読みすすめていくと・・・。ん?とても読み飛ばせざるをえないイベントを発見!

文中②

『石膏ボーイズ』。え・・・?アイドル?アニメ化?これは行くしかないっと思い、いざ中央ステージに。

ゲストは驚きの石膏像

文中③

(左から聖ジョルジョ、メディチ、ヘルメス、マルス。ちなみにCVは杉田智和、立花慎之介、福山潤、小野大輔)

学祭ステージといったら爆音で終始ワイワイしてるイメージですが、異様にも石膏像が4体。美大は学祭のこれほどまで変わってるのか!と思っていたら、彼らは『石膏ボーイズ』という今年4月にデビューしたれっきとした世界初の石膏像アイドルとのこと(http://sekkoboys.com/)。そんな前代未聞の設定を生み出した多摩美のOB、ザリガニワークスのお二人がご登壇。自身も「意味わかんないよね」とコメント(笑)。

トークショーでは「この像は髪の毛描くのがめんどうくさくて嫌われがち」と“石膏あるある”など美大ネタ炸裂。また、声優陣から多摩美芸術祭限定のボイスコメントもあり、石膏に命が吹き込まれるという歴史的瞬間に、観客も大盛り上がりでした。

フリマは卒制のために!

文中④

(フリマでそれぞれの作品を売る学生たち)

文中⑤

(展示作品の一部は商品として出店。右の写真はテキスタイル学科のもの)

美大ならではといえばやっぱり、展示やフリマ。何せレベルが高いので、ただの買い物モードになってしまいます。作品は多種多様。卒業制作の費用の足しにするために、出店する人も多いのだとか。作って売って、また作る。美大生の生活は常に作品と隣りあわせということですね。学祭が終わった後には、「何万儲けた〜」なんて会話が飛び交うのが、芸術祭あるあるなのだそう。

模擬店に“隠せない味”

美大といえばやはり展示だろう、と踏んで取材に来たところ、まさかの模擬店でやられました。なぜかって…、外装がすごいのです。

文6

こちらの画像はプロダクトデザイン学科の4年生が出す小籠包の模擬店。看板(写真左)はたった2日でこのクオリティ。
「安く済ませば儲かるんですけど、結局こだわってお金かかっちゃいましたね」と話してくれたのは4年生の関戸さん(写真右の女性の方)。コンクリートを塗った看板は、ライトアップしたときに影が出るよう、ロゴにひと手間。壁に使った板も、しっかりした良い物を。

文中⑧

とはいっても抜くとこは抜いていて、「格子はダンボールをカッターで切り抜いただけですし、竹は拾ってきたものです。あとメニュー表の板も拾いものです。」とのこと。また、中に入って食べられるスペースがある模擬店も多く、この模擬店では、そこにオリジナルロゴがプリントされた古着も販売!

文中⑨

(左:日本画専攻の模擬店、右:グラフィックデザイン学科の模擬店)

ほかの店舗も、日本画専攻の学生は看板デザインが美しかったり、グラフィックデザイン学科はTシャツのデザインがセンスにあふれていたり。学科の味がそれれぞれ溢れていて、模擬店にまで美大ならではを感じ取ることができました。

前回紹介した東農大の収穫祭では、ゲストは呼ばず、東農大生の誇りで成り立つのが特色でしたが、美大の学祭は「やること全てがアートに“なってしまう”」ところがキモ。パンフレットに始まり、ゲストでは最先端アイドル・石膏像をフューチャリングしたり、展示はもちろん、模擬店のデザインが素敵だったり。いちいちアートな空間で、思わぬ感動に出会うこと間違いなし!

さて、農大・美大と、特徴ある二つの学園祭をお届けしてきた『学園祭特集2015』。次回の第3弾は、日本一とうわさの、あの学園祭をレポート!お楽しみに!

『多摩美術大学 芸術祭』公式ホームページ
http://www.tau-geisai.com/index.html