サムネ

【ユースなう! Vol.21】紙だからこそ、フリーペーパーは出会いメーカー

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SNSで誰でも発信できる時代。でも、何か大切なことを伝えたい時って、手紙を書いたり、ビラやチラシにしたりと、実は紙が多かったり。よく考えれば授業もノートだし、毎年スケジュール帳も買ってるし・・・。あれ、案外わたしたちって紙ユーザーじゃん!ネットさえあれば何でもできると思ってるのに、こんなにも紙を選んでるのはなぜ?

そんな疑問を抱いた矢先、学生フリーペーパーが大集合する祭典「Student Freepaper Forum2015」(以下SFF)が開催されるという情報をGET!ネット時代にあえて紙で伝える学生たち。どうして紙なのか、その理由を探ってみました。

文中①

会場に入るとフリーペーパーがずらり。早速出展した学生たちに、「どうして紙なの?」を聞いてみました。

▶︎『GRAPH PRESS』次期編集長Iさん

文中③

『GRAPH PRESS』は多摩美術大学グラフィックデザイン学科の学生が、学科の学生向けに発行する“タマグラを触発するインタビューマガジン”。

文中②

(質問に答えてくれたのは、写真左の次期編集長Iさん)

「WEBでもいいですけど、紙のほうが素材として馴染みがあるので、やっぱ紙ですね。あと、めくったり、手元に保管してもらえたり、物質として存在してくれる意義も大きいですね。」

▶︎『TELSTAR』鶴見さん

文中⑤

“宇宙フリーマガジン テルスター”は高校生向け。宇宙開発界を盛り上げることを目標に、宇宙ガチ勢からデザインしたい勢まで、宇宙好きが集まって制作。

文中④

(写真は編集メンバーのお2人。Vol.8とVol.9を繋げると、屏風絵みたいになるといった紙ならではの工夫も)

「宇宙がテーマのこのフリーペーパーを、我々は『手のひらの中の宇宙』って呼んでるんですけど、まさに手にとって所有してもらえるのが紙のいいところだと思います。やっぱりネットだと、宇宙に興味ないと情報が流れちゃうので。」

なるほど、紙の温かい手触りと、紙だからこその普及力。だからフリーペーパーを通して、それぞれの思いを伝えていたのですね。それを受け取る側も、自然と手に取ってしまうのは紙だから?

SFF2015の学生運営メンバー代表の徳田菜摘さんにも、紙へのこだわり聞いてみました。

文中⑧

「私は昔からフリーペーパー好きで、メトロミニッツとか、駅ではかわいいもの見つけては集めていました。そうやって、どこかに物質として存在することで、今まで知らなかったこと、実は知りたかったことに“出会える”のが、フリーペーパーの面白いところです。逆にネットは何でも検索できる反面、検索したいことしか知れないのが難点だったりするので・・・。その点、紙は“新しい出会いを与えてくれるもの”だと思いますね。」

誰かにとっての余計なお世話は、ある人にとっての素敵な出会い。言われてみれば、趣味とか好きなものって、一番最初は突然の出会いがあって、調べて詳しくなって、それがいつしか趣味になるわけで・・・。わたしたちが紙を選ぶのは、まだ目には見えない、大きな可能性と共にいたいからなのかも。

取材協力:Student Freepaper Forum 2015
http://sff-web.com/index.html