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【その人、スキあり!】チップチューンアーティスト・TORIENAさん(23歳)< 後篇 >

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若者の「スキ」を応援するNIPPON YOUTH STUDIOが、いろんな「スキ」を持つ若者に実際に会って、その「スキ」を発信していく対談企画、「その人、スキあり!」。インタビュアーは毎度お馴染み、シンガーソングライターの井上苑子さん。
後篇では、TORIENAさんの素顔に迫ります。

今回のインタビューの最後には、なんと特別動画まで!ぜひ、ご覧ください。

前篇はこちら

★後篇★スキなことって、職業にしていいのかな?

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井上:大学でチップチューンをはじめて、そのまま音楽一本にしよう!とは思わなかったんですか?

TORIENA:うーん、あまり思わなかったです。わたしは、音楽のことはすごくスキだったけど、職業にしたら自分が好きなことを好きなだけできないじゃないですか。当時はそれがちょっと嫌だな、と思っていて。好きなことは自由にやりたかったんです。

井上:じゃあ、本格的にプロになりたいなと思ったのはいつ頃だったんですか?

TORIENA:わたし、実は一回就職しているんです。

井上:えっ!

TORIENAさん:正社員に一回なってます(笑)。やっぱり親が今まで学費払ってくれてたのに、就職しないで音楽やりまーす!っていうのができなくて。でも就職と同時に作曲の仕事が増えていて、「職業として音楽やろう!」って覚悟を決めました。

井上:それに対して、親御さんはなんて言ってたんですか?

TORIENA:会社入って3か月で辞めちゃったんで「1年ぐらいはやれよ!」って(笑)。でも音楽のサイクルはすごく早くて、1年も待てなかったので、「待てないです、辞めます!」って(笑)。

井上:辞めたらけっこうすぐ認めてくれたり?

TORIENA:いや、最初はやっぱり「うーん…。」って感じで、認めてくれたのは本当に最近です。ライブ見に来てくれたりするのはうれしいですね。

井上:きっと親御さん、こうやって活躍してらっしゃる姿見て、うれしいと思ってますよ!

TORIENA:そうだったら…うれしいですね(笑)。

影響を受けたのは、エロ・グロ・ナンセンス?!

井上:小さい頃はどういう子だったんですか?

TORIENA:親が言うには、ほわっとしててヘンテコな子だったらしいです(笑)。バレエやってたのもあって踊るのがスキな子だったかな。音楽がかかると踊ってるような感じの。

井上:ライブの映像見ましたけど、ちょっと踊ってましたよね?

TORIENA:そう!楽しくなると体が勝手に動いちゃうんです(笑)。

井上:学生のころはどんな子だったんですか?

TORIENA:高校時代は放送部で、部活命でした。NHK杯のラジオドラマ部門で全国2位にもなりました。恋愛にもあまり興味なくて、ラジオドラマ講習会にせっせと通って脚本の勉強とかしてるくらい(笑)。

井上:えーっ、意外!

TORIENA:大学も、実はそれで行ったんです。放送部で全国2位になったら立命館から推薦の話が来て。他の大学に行きたい気持ちもあったけど、京都行くのもいいなって思って、そこに決めました。

井上:大学ではなにを勉強してたんですか?

TORIENA:中国文学です。今の仕事となにも関係ない(笑)。

井上:たしかに(笑)。TORIENAさんは、影響を受けた人とかいるんですか?

TORIENA:イラストレーターの水野純子さんですね!日本人なんですけどフランスとか海外でけっこう人気があって、ちょっとエロ・グロ・ナンセンスな感じが…。

井上:えっと、えろ、ぐろ、なんせんす…?

TORIENA:そうです!

井上:(画像を見て)手がいち、に、さん、し…。すごーい!なにこれ!

TORIENA:その方って、ちょっとエロい感じや、グロい感じをポップにかわいくしてるんです。小学校6年生のときにヴィレッジヴァンガードで見た作品がすごいオーラを放ってて!でも、「私はまだこれを買うステージには至っていない!」って買えなかったんです。一年後買って読んだら…もう……人生観変わりました………。

井上:そこから音楽につながったりしたんですか?

TORIENA:私にとって音楽は総合芸術です。アートワークだったり、人物だったり。そういった世界観に直結しているなっていうのはすごく思います。

井上:なるほど。周りの友だちも音楽やってる人が多いんですか?

TORIENA:音楽やってる人と音楽の話するのはけっこう仕事で一緒になった人が多いですかね。ギャルや、読書好きや、全然自分と違う世界を持ってる友だちの話を聞くのがスキです。

井上:けっこういろんなタイプの友だちがいるってことですか?

TORIENA:普通の女子大生で音楽に興味がない友だちもいますし、そういう友だちの話を聞いて歌詞を書くこともあります。そういうことってありませんか?

井上:恋愛の歌詞を書くことが多いんで、私も友達の恋愛の話を聞いて書いたりしますね。お友達はライブに来てくださったりするんですか?

TORIENA:たまーに、ほんとにたまーに、年に1回ぐらい(笑)。

井上:あはは(笑)。音楽とか関係なく仲いい友だちなんですね。

次の目標はワンマンライブ!

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音楽だけでなく、イラストやデザインも手掛けているTORIENAさん。この対談で着ていたお洋服も自分でデザインしたものだとか。

井上:これからの目標ってありますか?

TORIENA:私、ワンマンライブをやったことがないので、ワンマンやりたいですね!

井上:おお、めっちゃ見に行きたい!いいですねー。さて、最後に、TORIENAさんのスキを教えてください。

TORIENA:スキか、うーん、なんだろう………。放っておけないもの、ですね。

井上:放っておけないもの?

TORIENA:人でも、物でも、スキだったら放っておけないじゃないですか。スキだったら何かしらのアクションを起こしたくなるだろうし。無視なんてできないんで、そういう意味で放っておけないものなんだなって思います。

井上:なるほど。さて、ここで、TORIENAさんにチップチューンの演奏をお願いしたいのですが…!

TORIENA:はい!演奏させていただきます!

井上:うわー!生で見るとこんな感じなんですね!すごかったー!!

TORIENA:はい。ぜひライブにも遊びに来てください。

井上:めっちゃ行きたいです!今日は本当にありがとうございました。

TORIENA

TORIENA(トリエナ)

1993年生まれのチップチューンガール♀。日本のチップチューン音楽レーベル「MADMILKY RECORDS」主宰。
サウンド(作詞・作曲・編曲・歌)&アート(イラスト・デザイン)を全てセルフプロデュースで行っている。
GAMEBOY実機+ LSDjを使ったポップでハードな作曲を得意とし、暴れまくるスタイルが特徴。
2015年には「Square Sounds Melbourne 2015(オーストラリア)」「Lucca comics&game 2015(イタリア)」「Akimake(中国)」その他ヨーロッパツアー4公演出演するなど海外でも話題となっている。
その他、コナミ社、カプコン社の音楽ゲームに楽曲提供なども。

■TORIENA オフィシャルサイト
http://toriena.net/

Twitter:http://twitter.com/toriena
Facebook:http://www.facebook.com/toriena321
Instagram:https://instagram.com/toriena/
SOUNDCLOUD:https://soundcloud.com/toriena

※チップチューン(chiptune) は音楽ジャンルの一種であり、80年代のパーソナルコンピュータや家庭用ゲーム機(主にファミコン、ゲームボーイ等)に搭載されていた音源のような制約の多い音源をあえて用いて制作される音楽、またはそうした音源の音色を意識して作られた一連の音楽を指す。
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井上苑子(いのうえそのこ)

3歳の時に生まれて始めて口ずさんだ曲はBON JOVIの「It’s My Life」。

初めて作った曲は、家の前にダンボールにいれて捨てられていた子猫を、周りの大人が「かわいいかわいい」と言いながら誰も保護しようとしない様子をみて書いた「こころ」。

11歳から大阪の心斎橋で路上ライブを始め、手売りCDを1万枚売って上京。その後本格的にツイキャス(中高生に人気の動画配信サービス)を始め、現在、視聴者数が200万人を突破。2015年7月にリリースしたメジャーデビューミニアルバム「#17」のリード曲「大切な君へ」がYouTubeで500万再生を突破。2016年6月には2ndシングル「ナツコイ」をリリース。まさに今注目のシンガーソングライター。

■井上苑子 公式サイト/インフォメーション
http://www.inoue-sonoko.com/
http://www.universal-music.co.jp/inoue-sonoko

Twitter: https://twitter.com/inouesonoko
Twitcas: http://twitcasting.tv/inouesonoko