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【ユースなう!Vol.50】店長も大学生!学生経営のカフェ「YUZURIHA」ってどんなとこ?

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アルバイト、したことありますか?学生の「働く」といえば、大人が経営する企業や店舗に「雇われる」というアルバイトが一般的ですよね。
しかし、そんななか、大学生が自分たちで「経営する」珍しい飲食店があるんだとか!
学生経営・・・!?仕組みは?雰囲気は?一体どんなお店なの?など、気になるたくさんのこと、取材してきました~。

訪れたのは、「cafe & diningbar YUZURIHA」(以下、ユズリハ)。横浜駅から約10分電車に揺られ、相模鉄道本線和田町駅から徒歩2分。和田町商店街の一角に居を構えています。落ち着いた雰囲気の店内で、カウンター席はキッチンのスタッフと会話もできるほどの近さ。今回お話を伺ったのは、店長の村田さん(21歳)。

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(ユズリハ店長の村田さん)

学生経営、お仕事内容とは?

―学生経営とのことですが、現在のスタッフは全員学生ですか?

はい。スタッフは現在11人いて、店長の私自身も含め全員が横浜国立大学の大学生です。和田町駅は横国のキャンパスの最寄り駅なので、このあたりの大学生といえば横国生…といったところです。

―では、ユズリハをはじめたのも横国の大学生の方ですか?

そうです。横国の学生何人かが集まって、お金を出し合って、形にしたと伺っています。2006年に開業したので、今年の1月に10周年を迎えました。10年も続いているのは、いくつかある学生経営飲食店の中でも、長い方です。

―お店では、店長のほか、スタッフにはどんな役割がありますか?

シフトとしては、フードとドリンクの2つがあります。運営としては、店長がいるのと、経理、フライヤーなどを作る広報、シフト作成、業者との連絡役・・・などこまごました仕事をスタッフがそれぞれ担っています。

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―お店の経営については、店長が動かす形ですか?それともスタッフで決める形ですか?

スタッフみんなで決めています。日曜と祝日が定休日なので、隔週の日曜日にスタッフミーティングを行っています。そこでは、連絡の申し送りやメニュー開発、イベントの企画会議などをやっています。店長の役割は、お店の代表者兼責任者とでも言いますか…とにかく決断を最初に一人で決めてしまうものではないです。

―メニューも新しく考えるのですか?

だいたい春夏秋冬それぞれにシーズンメニューを作っています。スタッフみんなでアイデアを出し合って、試作してみて、良ければ採用です。評判が良ければ、シーズンメニューからグランドメニューにすることもあります。リピーターのお客様が結構多いので、飽きさせないというか…「また来るのを楽しみにしてもらう」という点でもシーズンメニューは大切だと思っています。スタッフが、食べてみたい・やってみたい!の気持ちで発案するので、楽しいです。

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(パスタの一番人気「鶏と茄子のトマトパスタ」。トマトソースは自家製。奥右は自家製のサングリア。りんごと桃がたっぷり!)

―イベントはどんな企画がありますか?

毎年、10月はハロウィンイベントや学園祭への出店、1月はユズリハ周年パーティー、3月は卒業パーティーを行っています。また、今年は8月にビアフェスをやりました。そのほかには、横国のサークルとの企画があります。例えば音楽系サークルなら、店内奥でパフォーマンスしていただきつつ、お酒や食事を楽しめたり、展示系サークルなら店内の壁一面に作品を飾ったりです。備え付けのプロジェクターを使って、パブリックビューイングをしたこともありますね。

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(横国の学園祭「常盤祭」に出店したときの様子)

自分たちですべてを決める責任、決められる自由

―経営をしていく中で、大変なことはありますか?

大変な時は、テスト期間ですね。スタッフが全員同じ大学なので、テスト期間が丸かぶりです(笑)。もちろんテストも大切で大変で、シフトに入ってる場合ではない…という状態の場合もあるとは思いますが、そこは経営意識というか、「自分たちがやるしかない」意識を持ってうまく回しています。

―全員大学生ということですが、どんな雰囲気ですか?

まず、みんな仲がいいですね。スタッフミーティングのあとに遊びに行ったり、春夏には合宿をしたりします。みんなで楽しく、というサークルみたいな一面もあります。

―では、サークルやアルバイトとの違いはなんですか?

サークルとの違いは、お店を経営する、という明確な目標意識と責任感の大きさだと思います。
アルバイトとの違いは、安心感がないところかなと思います。アルバイトだと、極端な話、突然辞めてバイト先が人手不足になっても、それは適切な人員を確保できない責任者の責任になるというか…やっぱり、上の人がいる安心感、というものはあると思っています。
ユズリハだと、自分たちですべて決めなければいけない責任感と、決められる自由があるところが違いになると思います。

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(2015年9月撮影、当時のスタッフ集合写真)

―村田さんがユズリハで働こうと思ったきっかけはなんですか?

サークルの1つ上の先輩で、ユズリハで働いていた方がいて、ふと声をかけてもらい、面白そうだなと思ったのがきっかけです。大学2年のはじめにはじめました。
店長になったのは大学4年になった、今年の4月からです。店長は、代々4年生が就いています。自分の場合は先輩からの指名のような形でしたが、代によっては立候補で競争があったり、スタッフで話し合って選出したりといろいろです。

―責任感だけではない、ユズリハへのモチベーションはなんですか?

一番に、楽しんでやれていることだと思います。自分では知れなかった世界を知ることができるのが魅力ですね。横国の大学生たちだけでなく、地域や商店街の方々、今までユズリハをつくってくださったOB・OGの方々、他の学生経営飲食店の方々など、ユズリハにいなかったら出会えなかった繋がりがあることが楽しいです。

―店長として、意識していることはなんですか?

自分が店長として思うのは、「スタッフがそれぞれのやりたいことをできるだけ実現できるように」ということです。スタッフになる理由は、経営に興味がある、メニュー開発がしてみたい、ビラもつくってみたい…など、さまざまです。その多様さをうまく実現して、活かすことが大切だと思っています。
ただ、もちろんユズリハでもそれぞれに責任感の温度差や、やりたいことの差はあります。店長である自分の役目のひとつは、その差を減らすために、視線の向きというか、「目標に対する姿勢をそろえること」だと思っています。

―なるほど。お話いただき、ありがとうございました!

学生経営と侮ることなかれ。サークルでもアルバイトでもなく、大学生がキッチリ”おいしく”お店をつくるユズリハさん。ぜひ一度訪れてみて!

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cafe & diningbar YUZURIHA

〒240-0065
神奈川県横浜市保土ケ谷区和田1-18-33 山中ビル202
相鉄線和田町駅から徒歩2分

Twitter @cafebaryuzuriha
facebook http://www.facebook.com/yuzuriha0113/