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クセになる≪スパイス≫の正体って?女子美術大学「女子美祭」をチェック!【ユースなう!Vol.55】

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今年もやります! 『学園祭特集2016去年の特集はこちら1弾『学園祭合同PRイベント』、第2弾の東京工業大学の「工大祭」に引き続き、第3弾は女子美術大学「女子美祭」に注目!

女子美生=スパイス?!

女子美術大学は、女子だけが通う美術大学。付属の中高(どちらも女子校!)から進学する人もいれば、大学から入学する人もいる。短期大学部もあるし、たくさんの専攻にも分かれている。いろんな学生さんの、いろんな個性がある大学です。
そんな「女子美祭」の今年のテーマは、「spice/スパイス」。女子美生の個性がブレンドされた女子美祭は、まるで日常に刺激を与えるスパイスのよう?!いったいどんな学園祭なんだろう?
さっそく受付でびっくり!なんと、パンフレットと一緒に、植物のタネがもらえてしまいました!
植物も芸術なんですね。

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さて、パンフレットを開くと、≪ヒーリング表現領域≫という聞きなれない学科の名前が。そんな≪ヒーリング表現領域≫の展示へと向かいます!

ひとりで≪つくる≫、みんなで≪つくる≫

そもそも、ヒーリング表現領域っていったい何?
これは、女子美術大学にしかない学科。彼女たちは、日々、社会生活のなかで語られる「ヒーリング」を、アートとデザインの両面から学んでいます。
そんなヒーリング表現領域の展示は、個人のもの、集団のもの、そして学年全員のものがあります。

まずは、≪ひとり≫での作品をご紹介。

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(1年生による制作)

これは「にぎっていやされる!」ことを目指し、木でつくられた作品たち。形、色、コンセプト、中に入っているもの…。すべてが違っていますが、どの作品も、にぎると、とてもいやされます。

≪みんな≫でつくる作品には、こんなものたちが。

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この壁画は、2年生の40人のうち半分の学生たちで描いた作品。1年生のうちから、壁に絵を描くためのさまざまな技法を学んでいるのだそう。
この壁画、実は、病院の壁を想定して描かれた壁画。≪病院の壁=まっ白≫のイメージですが、こんな絵が描かれていたら、入院生活のいやしになってくれそうです!

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(光っている部分は万華鏡。万華鏡の中の柄も変わっています)

≪みんな≫で作る作品は、他にも。こちらは、ヒーリング表現領域の2年生全員による空間展示。企画からすべて自分たちで制作するこの展示は、女子美祭のためにだけ制作されたもので、制作期間はたったの3日間!
葉っぱの形をした紙に来場者の≪希望≫を書き、来場者が実際にその≪希望≫を結びつけるこの展示のテーマは、≪Imagination/みんなの希望の木≫。≪希望≫が結び付けられて、展示が育っていくんです。

アートに自分がかかわり、作品の一部となるだけではなく、他の人の希望を読むことでそこにいた誰かと思いを共有できる…。わが道を突っ走る!と思われてしまいがち(女子美生談)な彼女たちですが、ここでは≪だれかとつながる≫作品をたくさん見ることができました。

まさにカオス!フリマ会場

女子美祭では、美大生たちによる作品フリマが開催されているとのこと。さっそく会場へ!

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繊細なつくりのブローチやバレッタが販売されている近くで、実際の殻を使った超リアル・しじみストラップが販売され、その向かいにはファンシーでかわいい世界観のイラストグッズが販売されている…まさにカオスな空間。
でも、とっても楽しい!そして、ハイクオリティ!

それもそのはず。ここで販売するためには、面接などの審査を通過しなければいけないのです。
一見カオスだけれど、その底にはしっかり作り手としてのプロ意識があったんですね。

女子美祭は、まさにいろんな学生さんの、いろんな個性を満喫できるお祭りでした。
癖が強い…なんて、敬遠するのはもったいない。その個性は、一度ハマったらもう抜け出せません。
あれ、なんだか、彼女たちの≪Spice/スパイス≫が恋しくなってきた!

【取材協力】
女子美術大学「女子美祭」
開催日時:2016年10月28日(金)~10月30日(日)

Twitterアカウント:
https://twitter.com/joshibifes_2016  (女子美祭2016@杉並キャンパス)
https://twitter.com/joshibisai2016 (女子美祭2016@相模原キャンパス)