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意外と知らない?学生YouTuberのリアル!大学生の駆け出しYouTuberにインタビューしてきた【ユースなう!Vol.60】

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それにしても、最近の若者は狂ったようにYouTubeを観ますよね。
それも、YouTuberの動画を。
毎日新しい動画がアップされる新鮮さや、一本の動画の尺の短さがウケているのでしょう。

現在は学生、社会人関係なく幅広い年齢層のYouTuberが活躍していますが、その動画制作の裏側はあまり知られていないし、まして学生YouTuberの実態は全くというほど知られていません。

そこで今回は、大学生の駆け出しYouTuberにインタビューしてきました!この記事を最後まで読んだらあなたもYouTubeを始めたくなるかも??

今回、取材させて頂いたのYouTuberはオロナさん。
また、オロナチャンネルの撮影と編集を担当するマッシュさんにも取材させていただきました。

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↑オロナさん

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↑マッシュさん

過激め“やってみた系”にチャレンジ!

──どのような動画を投稿しているのですか?

オロナ:主に、やってみた系の動画を投稿しています。見ていただければ分かりますが、内容はけっこう過激です(笑)。

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──ネタはどちらが考えているのですか?

オロナ:ネタはマッシュが考えています。マッシュの持ってきたネタを、僕がチェックする形です。

マッシュ:オロナは基本的になんでもやってくれるから楽なんですよ。「後遺症が残らない、死なない、前科が付かない」を守ればOKらしい(笑)。

オロナ:ワキにジッポーオイルを塗って脱毛した動画は本当に死んだと思ったけどね。動画じゃ伝わりづらいんだけど、全身燃えてるのよ!この後、友達に頼まれたモデルの仕事があったから本当は水に飛び込みたくなかった。

マッシュ:これは本当に笑った。

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YouTubeとの出会いは?

──なぜYouTubeを始めようと思ったのですか?

オロナ:僕、芸人志望で大学のお笑いサークルにも入っていて、なにか一気に有名になれる手段を模索していました。そんな時、お笑いサークル界隈で面白くて有名だった、水溜まりボンドという青山学院大学の二人組がYouTubeをやっているって話を聞いて。チャンネルを覗いてみたら、100万人以上の登録者を抱えていて衝撃を受けると同時に「これしかない!」って思いました。
そんな動機からとりあえずYouTubeを始めてみたところ、最初の3本を編集してアップしたあたりで自分に編集の才能がないことを悟りました。そこでどうしようか悩んでいた時に、Twitter上でマッシュから「俺に、撮影と編集をやらせてくれないか?」ってオファーがあったんです。

マッシュ:明治大学のPPAPの動画を見て、「この先、オロナは絶対伸びる」と確信しました。

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しかし、あまりに編集がひどかった。自分が大学で編集を学んでいて、動画作成には自信があったので思い切ってオファーしました。今振り返っても、Windows Media Playerだけで編集してたのはさすがにヤバすぎる。

──見ず知らずのお二人がたった一本の動画を通じてコンビを組んだのですか!?

オロナ:そういうことになります(笑)。正直、Twitter上でのオファーはびっくりしました。顔や名前も知らなかったし、大学や年齢も違うので。でも、今はいい相棒です。

──YouTubeを始めて周りの反応はどうですか?

オロナ:学内を歩いているとよく声をかけられるようになりました。目立ちたがり屋の僕としては嬉しいです。
あと、僕は童貞を売りにしているのでよく「童貞ってネタでしょ?」って聞かれるんだけど、本当に童貞なので安心してください。もう一つ、面白い返しは期待しないで(笑)。

マッシュ:実は、オロナはコミュ症だからね(笑)。インタビュー動画を撮った時も、なかなか話し掛けないから大変だった。

オロナ:そればかりは性格だからどうしようもないよね。黒人だからフレンドリーだとかプレイボーイだとか思われがちなんだけど、コミュ障だから本当にモテない(笑)。だから、俺が童貞なのは、あるべくしての童貞なんだよね。

──家族からの反応はどうですか?

オロナ:実は、まだ両親には言えていません。過激な動画が多いので、辞めろって言われるのが怖くて。でも、いずれ言おうとは思っています。
ちなみに、父はナイジェリアにいるのでなかなか会えません。そもそもナイジェリアに行ったことがないんです(笑)。人生で一度はナイジェリアの土を踏みたい。

マッシュ:僕も親に内緒にしています。実は既に内定をもらっていたのですが、内定を蹴ってオロナとYouTubeをやることにしたんです。かなり悩みましたが、オロナを信じているので。二人三脚でやっていきます。
だから、顔出しはできません!バレたら殺される(笑)。

オロナ:僕は大学を卒業したら吉本のNSCに入って本格的に芸人を目指す傍ら、YouTubeも続けていこうと思っています。そういう芸人さんも最近増えてきているので。

YouTuberのリアル

──YouTubeを始めて、良かったことや大変なことは?

オロナ:良かったことは先ほど言ったように、声をかけてもらうようになったことですかね。大変なことは山ほどあります。まず、学業との両立。理系なので実験やレポートがかなり忙しく、単位を全部取ろうとすると、基本的に平日は撮影できないので、毎日投稿は物理的に不可能になります。。
あとは、僕らがアップした動画より転載動画の方が再生数多い。これどう考えてもおかしいよね(笑)。

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↑転載動画の再生数が27万回以上にも関わらず、本家動画は1万回以下である。

マッシュ:僕はやっぱり編集が大変ですね。一本の動画は1時間ほどで撮り終えますが、編集は8時間ほどかかってしまいます。動画のクオリティを重視しているので、どうしても編集時間は長くなってしまいます。すると大学もあるので、一本のアップに少なくとも2日はかかってしまいますね。また、撮影機材を用意したり、編集ソフトもいくつか使わないといけないので費用もかさみます。

オロナ:あとは、アナリティクスで動画を見ている人の性別が分かるんですけど、9割が男性なんです(笑)。女性リスナーをどうにかして獲得しないと。

マッシュ:メイク動画でも出そうか?

オロナ:これ以上顔がキツくなると、さすがに登録者に逃げられる。

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YouTubeのすゝめ

──最後に、YouTubeを始めようと考えている学生に一言お願いします。

オロナ:初めから顔出しをしたり、過激なことをするのはやめたほうがいいかも(笑)。黒歴史をのこすだけ。僕は芸人志望だし、目立ちたがり屋だから構わないけど。

マッシュ:そうだね。あと、「好きなことで生きていく」っていうCMがついこの前まで流れていたけど、そんなに甘くないと思います。

オロナ:僕らみたいにまだ登録者が少ないYouTuberは、お金が全く入ってこないので完全に赤字。バイトの給料を撮影費に回しています。

マッシュ:あとは、さっき言ったように編集に耐えられるかですね。僕は編集が好きだから別に苦ではないけど、かなり面倒な作業ではあります。

オロナ:僕は体を張ったりして目立ちたい、マッシュは編集が楽しい。今は、二人の思惑が一致して上手くいっている感じです。

マッシュ:僕らみたいなひよっこYouTuberがいうのもなんですが、YouTubeは特に制限なく自分たちのクリエイティビティを発信できるツールだと思います。先ほど、学生には時間がなくて厳しいかもしれないと言いましたが、実際に水溜りボンドさんなど、大学に通いながら毎日投稿をしている方々もいます。だから結局は努力次第なのかも。

オロナ:YouTubeは本当に楽しいし誰でもできるので、ぜひ皆さんも始めてみてください。ちょっとした動画だったら、iPhone一台で撮影からアップまで可能ですし。そして、僕たちのチャンネルをどうぞよろしくお願いします!

大学生活は人生の夏休みといわれるほど自由に使える時間のある期間です。その時間を何にあてるかもまた自由です。その一つの選択肢にYouTubeを入れてみてはどうでしょうか。

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オロナ(20歳)
横浜出身。ナイジェリアと日本のハーフ。明治大学理工学部2年。特技はバスケ。好きな芸能人は石原さとみ。
YouTubeチャンネル「オロナ」

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マッシュ(22歳)
茨城出身。大学4年。撮影・編集係。河童捕獲免許を持っている。ストリート宇宙人マッシュルームというチャンネルもやっている。顔出しはNGとのこと。
YouTubeチャンネル「【ストリート宇宙人】 MUSH-ROOM」