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「神先輩」と「塩先輩」には、何対応をすればいい? バイト先での接し方【ユースなう!Vol.62】

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アルバイトで最初に悩むのは、先輩との接し方。超リスペクトな「神先輩」もいれば、後輩をなめてくる「塩先輩」もいて。年齢も立場も違う大人たちに、初めのころは立ち往生。そんな致し方なさって「自分だけ?」と思っていたけど、案外どこでもある話!?

今回協力してもらったのは、アルバイトをしている3人の学生さん。今までバイト先でどんな先輩と出会って、どう接してきたのか、トークしてもらいました。3人のバイト遍歴は以下の通り。

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ビヨンセさん(20)
大学デビュー費を稼ぐために派遣をやったのち、ホテル、飲食、アパレル販売員を経験。

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さきさん(20)
巫女さん(最近の巫女は茶髪でいいらしい)、居酒屋のバイトを経て、カフェ店員に落ち着く。

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メガネくん(20)
半年だけホテルをやるも、その後は塾講師一本。

3人とも複数のバイトを経験。これまでのバイト先の人間関係は、どこかしら難アリだったとのことで…。まずは塩先輩のお話から。

「塩先輩」には、辞めるか団結して対応

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ビヨンセさん(以下B):私が出会ったのは、研修を全くしてくれない社員さん。前やってた飲食のバイトで「とりあえずやってみよう」って人がいてね。初日にいきなりホールに出されて、本当にわけ分かんなかった。

さきさん(以下S):うちも居酒屋でバイトしてたときそんな感じだったから分かる。研修はマジ大事。でも、研修あっても社員が無能ってパターンもあって。今のバイト先がそうで、仕事できない社員ばっかり。バイトより多く働いてるはずなのに、何でそんなこともできないのって思っちゃう。

メガネくん(以下M):俺のバイト先の塾の社員もダメダメ。教え方をマニュアル化してそれを守らせるコンサバなところとか、利益を上げるために余計な制度作っちゃうあたりとか。大人の嫌な部分を見たなーってなる。まあ、責任の問題とか上の言い分もわかるけど、生徒それぞれにあったやり方じゃなきゃ、塾として意味ないと思うな…。 

ほほう、塩先輩の話は尽きなさそう。そんな先輩にはどう接すればいいかを聞くと、3人とも無理して関わってないご様子。Bさんは「バイトを辞めた」、SさんとMくんはその先輩に対してどうこうというより、「ダメな上司を共通のネタに、下は下で仲良く、団結して自由にやってる」とのことで。なるほど、離れるか、ネタにすればいいのか。

…と、そんな塩先輩にご縁のある彼らだって、神先輩との出会いもある。

「神先輩」も、ちゃんといる(少ないけど)

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B:今のバイトの先輩は、ほぼ神先輩。本当は契約日数が週3なんだけど、大学のサークルが忙しいときはシフトの融通きかせてくれる。パートのおばさまとか、学生の生活に理解がない人もいるけど、ちゃんと理解して応援してくれる人も多くて本当に恵まれてると思う。だから私も、出勤できる日は率先して行くようにしてて、そこらへん、お互い信頼関係築けてるかな。

S:いいねー。うちらクズみたいな社員しかいないから(笑)。シフトも全部バイト任せ。でも、そんなバイト先でも辞めようと思わないのは、なんだかんだ、バイトの人がいいからかも。

M:俺もそれだわ。上司はダメでも、周りの人がいいから続けられる。

できる先輩はもちろん、わかってくれる先輩がマジで神。立場の弱いアルバイトにとっては理解者が1人でもいるって本当に救われます。だからこそ義理人情だよね。
けど、そんな神先輩ばっかりとはいかないバイト環境。みんなはどううまくやっているの?

社会を生き抜くには、キャラ変

M:やっぱり入りたては、大人とどう接していいかわからなかったな。

S:それ! 本当にわかる!!

B:中高生のときも、先生や大人には気をつかって接してたけど、バイトではより考えて行動してるかも。この大人たちにはどういうキャラでいけばよく接してもらえるか、って。

S:バイト先でのキャラって大事。

B:そう。社会を生き抜くにはキャラが必要(笑)。私は先輩の前では野球部キャラで通してるんだけど、少し上の先輩は頭おかしいキャラで通してたりするし(笑)。人によってキャラが結構違うのも面白い。

M:それでいうと塾講は、生徒ごとに関わり方を変えてるかも。けど、どう頑張っても波長が合わない生徒に出会ったときは悩むなあ。面白いと思ったことに全然笑ってくれなくて(苦笑)。

B:まあ、そういうこともある。慣れはじめると今度は、自分のことで悩むよね。慣れてきたはずなのにまだできないことがあるんだ、って。

M:それね。あ、けど、自分が慣れてきた分、社会人のマナーの悪さに気づくときもある。学生だからこんなもんでいいだろうって、なめられてんのかな。

B:大人が学生をなめる風潮は、たしかにあるよね。でも、なめられるのが当たり前だと思っちゃってる自分もいるから、逆に丁寧に名刺渡してくれる大人に会うと、すごくびっくりする。

M:さっき、理解してくれる人が神先輩って話してたけど、この先輩後輩問題って、社会人と学生のコミュニケーションの話なんだろうね。お互い理解しようとしても理解しづらいっていう時代差もあると思うけど、それぞれのポジションでそれぞれの悩みがあるなら、お互い歩み寄りたいよね。

B:うちらも大人になったら未来の後輩に、こんなふうに陰で「あの人全然自分のことわかってくれてない!」って言われちゃうのかな〜(笑)。

M:まあでも、今こうやって客観的に考えられてる俺らは、ある程度大丈夫なんじゃない?(笑)

やっぱりみんな、大人との接し方って悩んでたんだ。人付き合いのうまさは才能だと思ってたけど、コミュ力があると思ってた人も最初はキャラを探ってたんだね。自分は何キャラでいこうかな。いつか先輩になるときは、後輩を理解できていいキャラしてる、神先輩になっていたいな〜。