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地球少年・篠原祐太さん(22歳)< 前篇 >【その人、スキあり!】

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若者の「スキ」を応援するNIPPON YOUTH STUDIOが、いろんな「スキ」を持つ若者に実際に会って、その「スキ」を発信していく対談企画、「その人、スキあり!」。インタビュアーは毎度お馴染み、シンガーソングライターの井上苑子さん。

第11回目のゲストは、地球少年として昆虫食をたべる活動をされている篠原祐太さん。前篇では、虫を食べるきっかけについてお話いただきました。

★前篇★虫を食べたきっかけは「本能」

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井上:はじめまして。虫めっちゃ苦手なのですが、今日はいろいろ聞かせていただいて苦手克服したいと思います。

篠原:こちらこそ、よろしくお願いします。

井上:早速ですが、篠原さんが肩書きとして使われている「地球少年」って何ですか?

篠原:僕、地球が大好きなんです(笑)。なので、地球を愛する少年ってことで「地球少年」と言いはじめたら、周りの人も呼んでくれるようになりました。

井上:「地球少年」は、具体的にどんな活動をされているのですか?

篠原:自然とか生き物が好きで、日頃から自然に触れる活動をしていて、国内外に旅行に行って生き物を捕まえたり、食べたりしています。そのなかで最近とくに力をいれている活動が「虫を食べる=昆虫食」の魅力を伝える活動です。

井上:えええ、虫を食べる。もっと聞かせてください!

篠原:僕自身は4歳くらいから虫を食べはじめました。日本では、まだ「昆虫食」といっても馴染みがなかったり、世間では「虫って気持ち悪い」というイメージが強いですが、その先入観で、虫や自然と触れ合う機会がなくなってしまうのはもったいないと思ってます。

井上:じゃあ、虫を4歳で食べようと思ったきっかけは?

篠原:本能ですね。とくに理由とかなくて、小さい頃から虫とりをやっていて、そのときに食べてみたらおいしいし、面白いなと思って。

井上:食べはじめてからは結構な頻度で食べていたのですか?

篠原:そうですね。虫によって、いろんな味があったりして、同じ虫でも、捕まえた場所やコンディションによって味がちがったりするので面白いなと思って。

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井上:今パッと思いついたんですが、蟻は食べられたことありますか?

篠原:蟻は、今まで十数種は食べてきたと思います。

井上:なんと!そもそも蟻って、十数種いるんですか(笑)。じゃあ、今までに食べた蟻のなかで一番おいしい蟻はなんでしたか?

篠原:オーストラリアで食べた蟻が一番おいしかったです。お腹に蜜を抱えているので、食べるとプチっと甘い香りが口のなかに広がって印象的でした。

井上:なるほど。では、これからの季節、蚊はどんな味がするんですか?

篠原:蚊は小さすぎて全然食べ応えないですね(笑)。

井上:じゃあ私が知っている虫だと、カマキリはどんな味がするんですか?

篠原:カマキリは卵から羽化したてが一番おいしいですね。

井上:え、大人のカマキリとなにが違うんですか?

篠原:カマキリが羽化すると、卵から100~200匹でてくるんですけど、それを軽く炒めて、ふりかけみたいにごはんにかけて食べると最高ですね。

井上:炒める。わたしも火を通せば食べられると思うんですよ(笑)。海外の人って虫たべてる印象があるのですが、世界でどれくらいの人が虫を食べているんですか?

篠原:約20億人くらいの人が食べているとされています。

井上 結構な人数の人が食べているんですね。逆に、日本は食べないのは珍しいのですか?

篠原:長野県、岐阜県、熊本県とか一部の地域では昔からイナゴとか食べている地域もあります。ただ、近年は、家畜の生産が進んだり、牛肉とかも安く輸入できるようになったので、コスト的にも厳しくなり、そういう文化がなくなりつつありますね。

カミングアウトは3年前

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井上:篠原さんが昆虫をたべているって、周りに言ったきっかけはなんだったのですか?

篠原:3年位前にSNSカミングアウトしたことがきっかけでした。詳しく説明すると、国連の食糧農業機関が出した、世界的に人口が増えていくなかで、タンパク源として昆虫が救世主になるかもしれないという内容のレポートを読んだ時に、自分が今まで趣味でやっていたことに可能性があるかもしれないと思えるようになりました。

井上:そうなんですね。虫をたべに海外にも行かれているようですが、なぜ海外にまでいこうと思ったのですか?

篠原:もう日本にいる自分が手に入る虫は全部食べ尽くしたんで、もっと食べ応えあるものや食べたことのない生き物をたべたいなと思って。

井上:へー。今までたくさん虫を食べてきて、お腹をこわしたこととかないんですか?

篠原:正直、ダメージくらったことは結構ありましたね(笑)。毒がある虫もあるのですが、その毒も虫によってちがったりして、毒があるから食べないってなんかもったいない気がするんです。毒にも毒なりの面白さがあるというか。

井上:え、死んじゃったらどうするんですか?

篠原:自分が死んだら元も子もないので、死にそうなラインを見定めて、一歩手前でやめるんです。例えば、ちょっと舐めてみて「こういう毒なんだ」とわかったらやめます。

井上:なるほど、おもしろい。

篠原:意外なところだとタランチュラはおいしいです。

井上:タランチュラって猛毒ですよね?

篠原:皆さんが想像するほど毒は強くないですね。映画や漫画などでは誇張されてるので。蟹味噌みたいな味がします。

井上:わたし蟹味噌すきだから、タランチュラすきだわ(笑)。

篠原:タランチュラは買うと1匹5000円くらいして高いので、特別な日の自分へのプレゼントで買って食べたりしています。

井上:1日に必ず、昆虫食は食べられるのですか?朝昼晩で?

篠原:基本的には、おかずの1品として食べる感じです。

井上:学校ではどうされているのですか?

篠原:夏だったら、生きのいいやつをそのまま捕まえて調理して食べたりしています。

井上:えええ!中高のときはどうされていたのですか?

篠原:カミングアウトしたのは3年前だったので、中高のときの周りには一切いってなくて、隠れて捕まえては、人の見えないところでこっそり食べていました。

井上:周りの友だちに見つからなかったのがすごいですね。

さて、前篇はここまで。篠原さんの虫をスキになったきっかけや、地球に対する愛情を感じました。後篇には、ついに井上さんも昆虫食を食べるのか!?お楽しみに!

後篇につづく
shinoharaprofile

篠原祐太(しのはらゆうた)

1994年地球生まれ。慶應大学在学。
4歳から続ける『昆虫食』の魅力を発信中。
昆虫料理の販売からツアーまで幅広く手掛け、メディア出演多数。企画告知や日常はSNSで呟き中。

■公式サイト
http://yshinoearth.com/

自己紹介動画 : https://youtu.be/w7gHuXSXP9Y
Twitter : https://twitter.com/yshinoearth
Facebook : https://m.facebook.com/y.shino.earth

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井上苑子(いのうえそのこ)

1997年生まれのシンガーソングライター。
2015年7月にメジャーデビュー。
小学校6年生の時に路上ライブをはじめ、手売りCDを1万枚売って上京。その後本格的にツイキャス(中高生に人気の動画配信サービス)を始め、現在、視聴者数が200万人を突破。
1stシングル「だいすき。」はYouTubeで1000万再生を超え、女子中高生を中心にスマッシュヒット。2017年4月12日には映画『ReLIFE リライフ』の主題歌「メッセージ」、話題の『Galaxy S7 edge』のCM曲「どんなときも。」を収録した4thシングルをリリース。

■井上苑子 公式サイト/インフォメーション
http://www.inoue-sonoko.com/
http://www.universal-music.co.jp/inoue-sonoko

Twitter: https://twitter.com/inouesonoko
Twitcas: http://twitcasting.tv/inouesonoko