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「恋愛経験ゼロウーマン」だって、恋がしたい!?—ゼロウーマン その1—【ユースなう!Vol.69】

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「ゼロウーマン」って何かって? えーっと。あれですよ。恋愛経験がゼロ…。つまり、「今まで彼氏がいたことのない女の子」のことです!(僭越ながら、我々ユースタが勝手に名付けました)。

ブルゾンちえみにダメ出しされる「ダメウーマン」。にすらなれない「ゼロウーマン」。“細胞レベルで恋”してみたくたって、できないのが私たちなんです。そんな、20歳超えてのこの状況。みんな自分がゼロであることをどう思ってるの? ってことで、「ゼロウーマン」同士の座談会を開いてみました!

参加したのは4人の大学生と、筆者・ユースタライター福元(私も生まれてこの方、殿方と付き合ったことがないです)。

まずはそれぞれのステータスを簡単に見ておきたいと思います。

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りりこ(以下 R
大学4年生(21)/女子校出身
・好きな人には、アプローチまでならしたことがある。
・彼氏は、いればいいかな派。

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ふなし(以下 F
大学4年生(21)/共学出身
・今が充実しているので、恋愛がしたいとは特に思っていない。
・彼氏は、いなくていい派。

photo3

ほんちゃん(以下 H
美大3年生(20)/共学だけど、女子クラス出身
・告白されて、一瞬だけ付き合ったことはある。
・彼氏は、ほしいピークをすぎて、今はほしいとは思わない派。

photo4

くみ(以下 K
美大3年生(20)/女子校出身
・好き!って思う人はたくさんいても、付き合うにはいたらない。
・彼氏は、常に大募集してる派。

photo5

ユースタライター福元(以下 Y
大学3年生(21)/女子校出身
・そもそも恋愛感情を認めるのが恥ずかしくて、最初の一歩が踏み出せない。
・彼氏は、正直言うとほしい派。

…と、こんな5人のゼロウーマン。同じゼロと言っても、恋愛観はそれぞれで複雑。ちょっといろいろ、掘り下げてみようと思います!

「好き」って気持ちがわからない!

Y:あの、この企画を思いつくまで知らなかったんですけど、実は、20代女性で交際経験がないのって、34%もいるらしいんですよ。※明治安田生活福祉研究所調べ,2016

一同:え〜〜!

Y:びっくりですよね。私は中高女子校で、恋愛の「れ」の字もなかったし、大学入って3年間も、結局彼氏になりそうな人すらできなかった人間なので。このデータはちょっと安心(笑)。みなさん、大学で好きな人とか、できました?

photo6

R:私は大学1年生の時、好きな同級生はいたかな。

Y:えーいたんですね! その時はなんかアプローチしましたか?

R:うん。けど、私も中高女子校だったし、好きになったところで、男の子にどうアプローチしたらいいかわからなくて。なので、友達の男子に、代わりにLINE打ってもらってました(笑)。

Y:それで、どうなったんですか?

R:協力してくれた男子は「明日学校来る? 来なかったら私寂しいな」みたいな、ちょっと攻めたことを、送ってくれてたんですけど。相手からはいい反応は返ってこず、その男子から「女にここまで言われていい反応返さなかったら、気がないってことだから諦めな」と言われてしまって…。結局その人は諦めました。

Y:そうだったんですね…。でも、そうやって「好き」って言える人がいて、その恋に協力してくれる男友達がいるのって、すごく羨ましいです。

K:私はその、肝心な「好き」って気持ちが、そもそもよくわからないんですよね。

F:わかる!

K:バイトの先輩で好きな人がいたり、ときめく人は常にいるタイプなんですけど。この気持ちが、尊敬としての好きなのか、恋愛の「好き」なのか、わからないと言うか…。だからいつも結局、あの人のことが「好き」なのかわからない!ってところで行き詰まってしまって、アタックまでには至らないんです。

Y:単純にかっこいいな〜とか、距離が近くてキュンとした、とか。この程度のときめきで、「好き」って言っていいのかよくわかんない!ってやつ、ありますよね。自分で自分の「好き」を認めるのが怖いというか。認めたら、今の関係性ではいられないわけだし、好きにならない方が、楽なんじゃないかって思ったりして。

H:恋してる自分を自分で自覚するのに抵抗があったり、乙女になってる自分を人に見られるのが、すごく恥ずかしかったりして。そうやっていつもの自分じゃなくなるのが恥ずかしくて、「好き」を認められないっていうのはありますよね。

Y:わかる…。でも最近私、その「好き」って気持ちの謎が解けてきたような気がして。西野カナの曲の歌詞って「恋する女子が共感する」、と言われてますけど、そんな西野カナの恋愛ソングが、わかるようになってきたんですよ(笑)。

H:例えばどんな曲?

Y:『恋する気持ち』とかかなぁ。「♪もしかしたらってときどき 見つめてしまう無意識に」って歌詞があるんですけど、それにピンとくる自分がいたりして。恋する気持ちって、思ってるよりも単純なことで、結局こう…、相手のことを無意識に考えてたら、もうそれは恋なのかな〜とか。

K:それ、もう恋できてるんじゃないですか? 羨ましい〜。

Y:そうなのかなぁ。でも、恋愛ソングで自分の「好き」を診断してみるっていうのは、ゼロウーマンが「好き」を認める一つの手かも(笑)。

K:ちなみにその人には、何かアプローチとかしてみました?

Y:いや…、完全に「好き」を認められたわけじゃなく、アプローチには至らなくって(苦笑)。というか、心のどっかで「その人のこと、好きなんだな」とは確信しつつ、その感情を抑えて、表向きは「好きな人はいないけど彼氏ほしいです〜」とか言ってしまうんですよね。みなさんはそもそも、彼氏がほしいとは思いますか?

「とりあえず付き合う」とかありえない!

R:う〜ん。私はそこまで猛烈に彼氏がほしいって思ってるわけじゃないかな〜。

F:私も彼氏がほしいとは思ってないなあ。というより、恋愛をすることによって自分が得られる価値って何?って思ってしまうというか…。

Y:得られる価値、ですか…。でも、ふなしさんって、彼氏いそうってよく言われませんか?

F:言われる! いないのに(笑)。そして、なぜか勝手に「なんで彼氏できないんだろうね〜」って、ゼロウーマンの理由を分析されたりして。別に恋愛って、しなきゃいけないものでもないのにっ!

R:そうやって上から言ってくる人って、だいたい「とりあえず付き合ってみれば?」とかアドバイスしてくるよね。

F:そう! でも、「とりあえず」とかいって、なあなあに付き合うって…。恋愛以前に、人としてちょっと違うんじゃないかな?と思ったり。

R:そもそも彼氏がほしいから人を好きになる、付き合う、ってわけじゃないよね。

H:わかります!

K:私は彼氏募集中ですけど、付き合えれば誰でもいいってわけでもないですよね! 私は一人でなんでもできてしまうタイプなので、自分よりも男らしくて強い人がいいな〜、って思います。

Y:自分の「好きなタイプ」をちゃんと言えるっていいなあ…。私は飲み会とかで「好きなタイプは?」って聞かれるのが本当に苦手で。「好きなタイプ」って言われても、好きになった人がそんなにいないから、そもそもどんな人が好きかなんてわからないよ!!っていう…。

F:それ。私も困る派だな〜。

K:でも、好きなタイプって、今まで好きになった人がどんなタイプだったか、っていうより、理想っていうくらいの意味なんじゃないですかね。

Y:あ〜、「芸能人でいうと誰系?」って聞かれ方をすることもあるよね。

K:そうそう、だから私の場合、山田孝之みたいな男らしい系が好き、ってことになるかな。

Y:なるほど〜。芸能人の好きと、一般人の好きは別物だろ!とか思ってたから、「好きなタイプ」って言われても答えられなかったけど。そのくらいの答えでよかったのかぁ…。理想ね、理想…。

23歳リミット説!?

F:ただそんな理想とは裏腹に、現実的な話、逆算すると怖いよね。もし仮に結婚するとしたら、私はお見合いとかになるのかなって思うけど。子供を産むとか、会社に勤めるとか、結婚までにある程度、付き合う期間があるとか…。いろんな条件を考えたら、多分23歳くらいには一度、人と付き合うって経験をしておかないといけないのかなって…。

Y:23歳…。それ、こないだ男の先輩に言われた恐怖の数字です。「正直、23歳で経験ないってなると重い」って。23歳リミット説…。やばい私、あと2年もない!

F:私は今すごく焦ってる、ってわけじゃないけど、いざ40歳くらいになって急に恋愛したくなったらどうしよう、っていうので不安だな。それに備えて恋愛しといた方がいいのかな、とか思ってしまう。

Y:確かに、将来見据えるとそうなりますね。あと、ここまで彼氏がいないとなると、そもそも自分って、レズビアンとかトランスジェンダーなんじゃないか?って思うときとかあって。

F:ちょっとわかる。

Y:やっぱり、よぎりますよね? もし仮に女の子が好きな自分がいるとしたら、女にモテる自分はチャンスかなって思って(笑)。だとしたら早く気づきたいし、こうやって「彼氏」ができないって悩んでる期間がもったいない…。

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今の生活が充実してる!

F:まあとはいえ、今恋愛をするっていうのは、私には考えられないかなぁ。彼氏がほしいとか、モノでもそうだけど、何かがほしいっていうのは、現状で足りないものがあったり、埋めたいものがあったりするからだと思うんですよ。それでいうと、私は今にすごい満足してるし、充実してるから…。

Y:確かに、なんだかんだ充実してますよね、今日集まったこの5人は。りりこさんは海外に一人旅できちゃうような人だし、美大生のお二人は大学の課題だけでも忙しかったりするし、私もサークルでダンスしながら、こうやってライター活動をさせてもらったり。

R:そうだね。まあ、一人でいろいろできちゃうから、男子には「庇護欲をそそらない」って言われちゃったけど(笑)。

K:かといって、そんなこと言う人に合わせて、か弱い女の子になるのも違いますしね〜。やっぱりありのままを受け入れてくれる人がいいです!

一同:わかるわ〜。

K:って、自分を突き進んでったら、こんな感じで未だにゼロウーマンなんですけどね…。難しい!

Y:いや〜、でも、そういうところいいなって思います。恋愛するってなると、やっぱりどっかで相手の好みに合わせて自分を変えたりしなきゃいけないと思うんですけど、ここにいる5人は、ファッションも、時間の使い方も、自分の好きなことに正直で。

F:別に彼氏とかいなくても、目の前の生活で、十分楽しいんだよね。

Y:なんだかんだ、今は今で幸せってことなんですかね!? ただ私は恋したい派人間なので…。引き続きこの企画で、恋愛も頑張ってみようと思います(笑)。

なぜ我々に彼氏ができないかって? それはもしかしたら、恋愛以外の「スキ」に、それぞれ一生懸命だからかも。そう思うと、「ゼロウーマン」って生き方も、それはそれで幸せなんだ!って、ちょっと前向きな気持ちになれそうね。ゼロはゼロでも、好きはそれぞれ。

とはいえ、やっぱ彼氏ほしい!って思ってるゼロウーマンがいるのも事実で。そんな方に向けて、次回の「ゼロウーマン その2」では、恋愛経験アリな女子との座談会をお届けします! そして、ゼロウーマンが彼氏を作るにはどうしたらいいのか…。探ってみたいと思います。お楽しみに!