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プロドラマー・川口千里さん(20歳)< 前篇 >【その人、スキあり!】

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「スキ」を貫くってちょっとこわい…。そんなあるある、どうしたらよいものか。そこで、「スキ」を貫く若者からヒントを探る対談企画『その人、スキあり!』。インタビュアーにはシンガーソングライター・井上苑子さんをお迎えして、お届けいたします!

第12回目のゲストは、アニメ「けいおん!!」のドラムカバーをきっかけに、今では世界で活躍しているプロドラマー・川口千里(かわぐち せんり)さん。前篇では、「スキ」なドラムとの出会いについてお聞きしました!

★前篇★「メカオタク」な父が、ドラムの原点

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井上苑子さん(以下、井上):歳も近くて、ミュージシャンで。すごい近いからこそ緊張してます(笑)。が、よろしくお願いします!

川口千里さん(以下、川口):私も同世代のミュージシャンと話す機会が少ないので、緊張してます。でも私の方が一個上、ということで…。ここは千里姉さんに任せてください(笑)。

井上:わー、頼りにします(笑)。では、早速なんですけど、千里さんは、どうしてドラムをはじめたんですか?

川口:初めてドラムに触ったのは5歳で…。

井上:え、5歳! 5歳って幼稚園ですよね? 早い…。それは家にあったんですか?

川口:そうなんです。父がメカ好きで、ある日、電子ドラムを「メカ」として買ってきたんです。

井上:メカ好き…

川口:でも父は、メカを分解するのが趣味なので、その電子ドラムも改造したら、そこで終わりで。となると、母から「なんでそんな高い買い物したの!」って怒られると思うんですけど(笑)。それを回避する作戦として、“私のために買った”っていうことにしたんです。でも、それがきっかけで、ドラムにまんまとハマってしまったんです(笑)。

井上:すごいきっかけですね。でも、うちの父も変なところあるっていうのは似てるかもしれないです(笑)。そのときは、嫌々はじめたってわけじゃないんですよね?

川口:そうですね。むしろ幼稚園の頃とかは、ドラム叩いてた記憶しかないくらいで。幼稚園帰り唯一の楽しみでした。

井上:私なんて幼稚園の頃、タケノコ狩り行ってましたよ(笑)。すごいな〜。ハマってから、教室とかは行かれたんですか?

川口:地元が三重県の四日市なんですけど、最初はそこの教室で教わってました。田舎にしてはたくさんライブの機会がある教室で、いろんなジャンルの曲をやらせてもらってましたね。

井上:そうだったんですね。今は東京を拠点にされてますけど、いつからプロになろうと思ったんですか?

YouTubeがきっかけで、「スキ」から「プロ」に

川口:中学生の時ですかね。「けいおん‼」というアニメの曲をYouTubeにあげてみたところ、反響がありまして。

【 K-ON!! 】 けいおん!! GO! GO! MANIAC (Full) 叩いてみた

井上:見ました、見ました! 本当に凄かったです〜。ちなみに、私もYouTubeに弾き語りの動画あげたり、ツイキャスで動画配信してたりするんですけど、コメントとかって読む派ですか?

川口:私は読みますね。

井上:うわー読むんですね!ショックを受けたりとかしないですか?

川口:いやーありますよ。音楽と全然関係ないこととかもコメントきますしね(笑)。でも、海外からのコメントがあったときは、感動しました。頑張って翻訳しながら、読んでます。

井上:海外から! すごい、それって今ならではですよね。動画は、自分で載せようと思って載せたんですか?

川口:いえ! 純粋に「けいおん!!」の曲を叩くのにハマってたら、知り合いにあげてみたら?と言われて。それがきっかけでしたね。

井上:そうだったんですね。でも学校は三重県なんですよね。活動はどうしてましたか?

川口:高校までは学校もあるので、土日に遠征してましたね。これまた機械オタクな父に運転してもらって(笑)。で、大学入学を機に上京しました。

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学校帰りにライブ「楽しくてしょうがない!」

井上:上京して変わったこととかありますか?

川口:やっぱり東京って、チャンスがスゴイ多くって、いろんな人にあったり、いろんなところで演奏できたりできるんですよね。いろんな経験ができて場数も踏めて、今は楽しくてしょうがないです!!

井上:楽しくてしょうがないって、いいですね!

川口:今日みたいに、学校終わりに現場に行く、みたいなことが東京に来て増えたので、楽しいです。

井上:今日も学校帰りだったんですね。なんか、スーツケースみたいなのを持ってきてましたけど、あれはドラムに関係あるんですか?

川口:あー! あれはドラムのキックペダルですね。普通のスーツケースなんですけど、ペダルは地味に重たいのでこれに入れて、コロコロ、持ち歩いてますね。

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井上:なんか、ギターだとケースに入ってても形でわかりますけど、ドラムはわからないですね(笑)。ドラマーはこんな感じなんですね。

川口:学校終わりにライブや仕事があるときとかは、これ持って授業受けに行ってます(笑)。

井上:私も少しドラムに興味あるんですが、ドラムってどうやったらうまくなれるんですか?

川口:自分のやりやすい感じでやったらいいと思います! 私自身、先生の言うこと聞かない人なので(笑)。

井上:えー、そうなんですかー!

川口:一緒にやってみますか?

井上:え? いいんですか! 教えてください!

…と、前篇はここまで。
ついに後篇では、川口さんと井上さんのドラムコラボが実現します。お楽しみにっ!

後篇につづく
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川口千里(かわぐちせんり)

1997年、愛知県生まれの女子大生ドラマー。世界的なドラム関連サイト「ドラマーワールド」で、世界のトップドラマー500人に選ばれた日本人2人の内の1人でもある。現在は、大学に通いながらライブやスタジオワークなど多彩に活躍中。

YouTubeでのドラム動画は世界中から注目され、総再生回数は現在およそ3,900万回。国内の活動ではE-girlsのアリーナツアーのサポートや、ももいろクローバーZのアルバム「AMARANTHUS」への参加など、多方面に活躍中。2017年には、キングレコードから待望のメジャーデビューアルバム「CIDER ~Hard&Sweet~」をリリースし、全国7箇所でツアーを行う。9月にはアジア最大級のジャズフェスティバル、東京ジャズに出演も決定!

■公式サイト
http://www.senridrums.com/

Youtube : Senri Kawaguchi
Twitter : https://twitter.com/senridrums
Facebook : https://www.facebook.com/DrummerSenri/

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井上苑子(いのうえそのこ)

1997年生まれのシンガーソングライター。
2015年7月にメジャーデビュー。
小学校6年生の時に路上ライブをはじめ、手売りCDを1万枚売って上京。その後本格的にツイキャス(中高生に人気の動画配信サービス)を始め、現在、視聴者数が200万人を突破。
1stシングル「だいすき。」はYouTubeで1000万再生を超え、女子中高生を中心にスマッシュヒット。2017年4月12日には映画『ReLIFE リライフ』の主題歌「メッセージ」、話題の『Galaxy S7 edge』のCM曲「どんなときも。」を収録した4thシングルをリリース。

■井上苑子 公式サイト/インフォメーション
http://www.inoue-sonoko.com/
http://www.universal-music.co.jp/inoue-sonoko

Twitter: https://twitter.com/inouesonoko
Twitcas: http://twitcasting.tv/inouesonoko