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プロドラマー・川口千里さん(20歳)< 後篇 >【その人、スキあり!】

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「スキ」を貫くってちょっとこわい…。そんなあるある、どうしたらよいものか。そこで、「スキ」を貫く若者からヒントを探る対談企画『その人、スキあり!』。インタビュアーには、シンガーソングライター・井上苑子さん、ゲストには世界的なプロドラマー・川口千里さんをお迎えして、お届けいたします!

前篇に引き続き、後篇で2人のドラムコラボが実現!! そして、「スキ」を極めてきたからこそぶつかった壁や、その向き合い方についても、お聞きしました!

前篇はこちら

★後篇★極めたドラムを、レクチャー!

井上:ここまで川口さんのドラマーストーリーを聞かせていただいたんですけど、最近リハーサルとかでドラムを叩くことがあって。どうやったらうまくなれるんですか?

川口:え! そうなんですか!

井上:そのときに上手に出来なくて。もしよかったら私にも教えてください!

川口:ぜひぜひ! ではやってみましょうか! まずは定番の「8ビート」からでっ!

 

↓ということで、コラボしていただきました!

【その人、スキあり!】川口千里×井上苑子 ドラムレクチャー&セッション!

「自分のカラー」がなくて悩んだ

井上:いやー。すごい! セッションできて、嬉しいです! こう、5歳から今までドラムをずっと極めてきて、すごいなって思うんですけど。やめたいなって思ったこととかは、なかったんですか?

川口:あります、あります。というか、私にとっては毎日が黒歴史で…。

井上:え〜、なんでですか!!

川口:1日が終わると、「あ〜、今日はあれとこれをしでかした〜。」って。落ち込むというか、反省する毎日なんですよ。

井上:あ〜〜。

川口:でも、一番大きかった挫折をいうと、中学生の頃ですね。今の社長と、菅沼孝三という憧れの師匠にも出会って、東京のライブも増えた頃なんですけど。本当に師匠が大好きで、追いつこうと頑張ってたんです。そしたら、その師匠のドラムに似すぎている、と言われてしまって。師匠の方が100倍うまいと思ってる分、私が演奏する意味ってなんだろうって。自分のカラーってなんだろうって。

井上:それはどうやって乗り越えたんですか?

川口:周りのファンの方の存在や、家族のおかげですね。一番の支えである家族が、「お前はここがいいんだ」とか、「お前はこういうとこがあるから、ちゃんとお金払って見に来てくれてる人がいるんだよ」って言ってくれて。そういう経験を経て、今はもう、振り切れるようになりました!

井上:そうだったんですね。小さい頃からレベルの高い先生に習ったり、突き詰めてやってきた分、プレッシャーとかもありますよね?

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大学は、プレッシャーから離れられる場所

川口:ありますね。でも、正直言ってしまうと、それを解消する場所として、大学があるのかもしれないです。

井上:え、それ、すごい分かります。

川口:きっと音楽やってく上で、「俺は大学なんて行かなくても、音楽だけで食ってくんだー」って道もあると思うんです。でも、それってすごく心が強くないとできなくて。だから、遠回りかもしれないけど、大学進学を選んだんですよね。

井上:もちろんお仕事してるときも、楽しいんですけど、大学って、一番素の自分になれるというか。ただの人って感じで (笑)。いや〜、分かります。

「スキ」って、言葉にならないもの

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井上:そうやって、プレッシャーとも戦いながらドラムを続けてきて、今、やってみたいこととかってありますか?

川口:海外進出はやっぱりしたいですね。あと、川口千里モデルのドラムとか、作れるだけの人になりたいです!

井上:わーーいいですね! 私も井上モデルのギターとか憧れます。これ、大人に頼みましょう(笑)!

川口:そうしましょう(笑)! ドラムとか、機材にも詳しくなって、研究したいなーって思います。

井上:じゃあそんな千里さんに、最後に質問なんですけど、千里さんにとって「スキ」ってどんなものなんでしょう?

川口:えー、なんでしょう! 何がスキなのかは、言葉でうまく言えないですけど…。ドラムは、スキじゃないとうまくならないし、スキじゃなきゃ、15年も続けてこれなかったと思います。

井上:いやーでも、それもステキだと思います。スキなものは、言葉にできないものだっていう。

川口:すごい、哲学チックな話になっちゃった(笑)。でも本当、スキって、言葉にならないものだと思います。

井上:スキって本当、人それぞれでいいんですよね。いやー、今日はありがとうございました!

川口:こちらこそ、ありがとうございました!

【撮影協力】
Yamaha ART
・公式ブログ「Yamaha ART“BACKSTAGE”」:http://yamahaartblog.lekumo.biz/
・公式Twitter:https://twitter.com/yamahaart

profile_kawaguchi

川口千里(かわぐちせんり)

1997年、愛知県生まれの女子大生ドラマー。世界的なドラム関連サイト「ドラマーワールド」で、世界のトップドラマー500人に選ばれた日本人2人の内の1人でもある。現在は、大学に通いながらライブやスタジオワークなど多彩に活躍中。

YouTubeでのドラム動画は世界中から注目され、総再生回数は現在およそ3,900万回。国内の活動ではE-girlsのアリーナツアーのサポートや、ももいろクローバーZのアルバム「AMARANTHUS」への参加など、多方面に活躍中。2017年には、キングレコードから待望のメジャーデビューアルバム「CIDER ~Hard&Sweet~」をリリースし、全国7箇所でツアーを行う。9月にはアジア最大級のジャズフェスティバル、東京ジャズに出演も決定!

■公式サイト
http://www.senridrums.com/

Youtube : Senri Kawaguchi
Twitter : https://twitter.com/senridrums
Facebook : https://www.facebook.com/DrummerSenri/

inoueprofile

井上苑子(いのうえそのこ)

1997年生まれのシンガーソングライター。
2015年7月にメジャーデビュー。
小学校6年生の時に路上ライブをはじめ、手売りCDを1万枚売って上京。その後本格的にツイキャス(中高生に人気の動画配信サービス)を始め、現在、視聴者数が200万人を突破。
1stシングル「だいすき。」はYouTubeで1000万再生を超え、女子中高生を中心にスマッシュヒット。2017年4月12日には映画『ReLIFE リライフ』の主題歌「メッセージ」、話題の『Galaxy S7 edge』のCM曲「どんなときも。」を収録した4thシングルをリリース。

■井上苑子 公式サイト/インフォメーション
http://www.inoue-sonoko.com/
http://www.universal-music.co.jp/inoue-sonoko

Twitter: https://twitter.com/inouesonoko
Twitcas: http://twitcasting.tv/inouesonoko