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学生フリーペーパーへのこだわりとは?【ユースなう!Vol.81】

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大学生が作るフリーペーパーが熱いと聞きつけて、日本全国のフリーペーパー団体が集結するイベント「Student Freepaper Forum 2017」(以下SFF)に行ってきました。SNSが普及しているこの時代に、なぜ紙のフリーペーパーにこだわっているのか。「これだけは負けない、フリーペーパーへのこだわり」を聞いてきました。

「Student Freepaper Forum」ってなに?

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「学生フリーペーパーを文化に」をコンセプトに、2006年より学生フリーペーパーの祭典を開催しています。フリーペーパーを作っている<ヒト>、フリーペーパーの中にある<コト>、この2つの存在を大切に運営されています。12年目を迎える今年は、プロの編集者の方々との交流企画も増え、より社会とのつながりが感じられるイベントでした。

こだわり抜いた自慢の一冊

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イベント当日はプロ編集者の審査員によるコンテストがあり、各団体「自慢の1冊」を選出していました。ツイッターやインスタで簡単に自分の気持ちが発信できる時代に、どうしてフリーペーパーを作っているのか。当日集まったフリーペーパー団体の方々に、フリーペーパーの魅力を聞いていたら、それぞれに違った強いこだわりがあるのだと思いました。そこで、今回3団体の方に「これだけは負けない、フリーペーパーへのこだわり」を聞いてきました。

『choice』茨城キリスト教大学

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(茨城キリスト教大学ICメディア編集部/久野さん)

「私たちのこだわりは、小学生に協力してもらったことです。『大学生は楽でいいね』と思われがちだけど、実際は授業やバイト、サークルに追われてなんだかんだ忙しい毎日です。そんな日々に、子どもに戻ったときのような気持ちでワクワクするような1冊作り上げました。紙面のイラストも知り合いの子どもに描いてもらったり、リアルな童心が伝わるようにこだわりました」。

『C-mail』茨城大学

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(茨城大学学生広報誌・編集長/檜山さん)

「私たちのこだわりは、対象を観察しまくることです。この1冊では『あなたにキャッチコピーはありますか?』をテーマに、大学を卒業して活躍している先輩に取材をしました。都心の大学と比べて、自分の大学を卑下している学生が多く、この企画を通して『こんなに素敵な先輩がいる、誇れる大学』だということが伝われば嬉しいです。取材相手の先輩に向き合い、観察することに徹底しました」。

『ENJI』早稲田大学

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(ENJI fashion×waseda・編集部/なつみさん)

「私たちのこだわりは、モデルも全員早稲田生ということです。ライターや編集はもちろん、カメラマンやモデルもオール早稲田にこだわっています。モデルは毎回テーマにあう早大生をみつけて、撮影もできるだけキャンパス内で行っています。ENJIを通して『早大生はおしゃれ』というイメージアップにつながるよう頑張っています」。

「好きなことをまっすぐに伝えられる」

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そして最後に、Student Freepaper Forum 2017の代表されている宮本さんから、学生フリーペーパーの魅力、そして更なる展望をお聞きしてきました。

—学生フリーペーパーの魅力ってなんですか?

学生フリーペーパーの最大の魅力は、自分の「好き」なことをまっすぐに伝えられることだと思います。出版社では扱わないような企画を、学生らしい目線で、WEBメディアよりも時間をかけて深堀できます。フリーペーパーを通して、素直に好きなことに向き合えている気がします。

—今後の展望を教えてください。

学生フリーペーパーの魅力をより多くの方に知ってもらえるよう、SFFの活動を継続していきたいです。そして、フリーペーパーを制作する学生の皆さんが、フリーペーパーを通して、新しい視点や考え方を得られるような場を作っていけるよう頑張っていきたいと思います。今後のSFFの活動にもご注目ください。

フリーペーパーの魅力、伝わりましたか?お金を払って買う雑誌とは違い、無料だからこそ、素直に好きなことを発信できるメディアなのだと思いました。フリーペーパーを通して、想いをカタチにしていく、学生たちのまっすぐな熱量が伝わってきました。まずは自分の大学のフリーペーパーを読んでみてはどうですか?

【取材協力】
Student Freepaper Forum 2017
公式HP:http://sff-web.com