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現役東大生・田中智大さん(20歳)< 後篇 >【その人、スキあり!】

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「スキ」を貫くってちょっとこわい…。そんなあるある、どうしたらよいものか。そこで、「スキ」を貫く若者からヒントを探る対談企画『その人、スキあり!』。インタビュアーには、シンガーソングライター・井上苑子さん、ゲストには現役東大生で準ミスター東大の田中智大さんをお迎えして、お届けいたします!

後篇はインド放浪の末に学んだ価値観。そして、ミスター東大コンテスト2017の出場秘話や、インターネットの影響についても、お聞きしました!

前篇はこちら

★後篇★インド放浪の末に学んだ、輪廻転生の価値観

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井上:前回、インドに一人旅した田中さんの感想が「二度と行きたくない」だったんですけど、理由を教えてください! 私も一度は行ってみたいと思ってて。

田中:なんていうか、僕にとって全てが異文化すぎてなかなか順応できませんでした。電車は13時間も遅れるし、人が道端に倒れてるし。食事も生活スタイルも考え方も何もかもが自分の知っている世界と違いすぎて、そこにいる気がしないんですよ。本当にVRの中にいるみたいな。

井上:VR(笑)。

田中:帰国してからも、しばらくVRの中にいる感覚が消えませんでした…。ガンジス川に入浴したせいか、38度以上の高熱も出るし…。

↑ガンジス川で沐浴する田中さん。

田中:あと、インドの方の多くは輪廻転生の価値観を持っているんです。つまり、人間は現世で死ぬと、また来世で生まれ変わると信じているんですね。なので、インド人は何年後、何十年後をあまり考えずに生きているんです。政府の役人ですら、あまり考えていない人がいるらしくて。でも、その考え方に触れたことで、将来への悩みが少し和らいだ気がします。目の前のことに対して、今自分ができる最高のパフォーマンスをしていけばいいんだって。

井上:それ、面白い! でも、私もそっちタイプです。せかせか生きたくない!

田中:井上さんはずっと忙しくないですか!?

井上:いやいや! 私は好きでやっているからいいんですよ!(笑)

田中:流石ですね! 僕だったら間違いなくパンクしてます…。でも、どうしてそんなに、音楽活動が好きでいられるんですか?

井上:う〜ん、私はもともと音楽を聴くことが大好きで。音楽によって、心から感動したり、悩みが消えたりしました。音楽の持つ力って偉大だと思うんです。だから、私がそうだったように、音楽を通してみんなを少しでも豊かにしたいし、需要がある限り、もっと頑張らなくちゃ!って思います。

田中:いやぁ…すごいですね。 僕もそういうことを言えるようになりたいです。井上さんは歌という武器で人々を魅了しているわけだけど、僕にはまだその武器がない。だから、起業したいんです。どんどん行動していかないと。

井上:でも、やっぱり行動することが大事ですよね。音楽にしても、起業にしても。

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ミスター東大コンテストの裏側とは!?

井上:田中さんといえば、ミスター東大コンテストですけど、 どうして出場しようと思ったんですか?

田中:動機としては全く普通で、「有名人になれるかもしれないし、せっかく出れるチャンスがあるなら出てやろう!」と思ったからですね。

井上:なるほど! 出場してみてどうでしたか?

田中:想像以上の反響があって驚きました。地方の大学の友達からも、うちの大学でお前が話題になってるよって言われたり。

井上:私でも知ってるくらい有名ですもんね(笑)。よく、Twitterを笑いながらみていたんですけど、ミスターらしくないですよね!

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田中:見てくださっていたんですね… 。でも、普通にやっても勝てないなと思って。顔で勝てるなんて思ってもないので。ネット民の方々の熱い歓迎のおかげで、有名になることができてよかったです。

井上:熱い歓迎(笑)。ミスターコンを人と違う分野で勝負したってことですね。田中さんは他の候補者をどういう風に見ていたんですか?

田中:う〜ん、正直いうと、ただ「かっこいい、かわいい」だけでやってるなって思っていて。候補者のツイートは定型文だし、アップする写真はだいたい同じ。ミス・ミスターコンも、やっぱり周りに流されてるなって。

井上:前回言ってた「おもしろくない」ってことですか?

田中:そうですね。大学生全員がおもしろくなってほしいです。

井上:でも、全員おもしろくなったらつまらないですよ!「普通の人どこいるのー!」って。

インターネットは才能!? 戦略!? それとも!?

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井上:Twitterのおかげもあって、田中さんはミスター東大準グランプリを受賞できたわけですね。

田中:そうですね。ここまできたら、グランプリを取りたかったですけど。そういえば、井上さんもツイキャスから有名になりましたよね? その時に、「誰も切り込んでないところで勝負してやろう!」みたいに戦略を立てたりしなかったんですか?

井上:全然、そんなことないです! 私は元々ただの視聴者だったんですけど、ふと「動画の配信者側に回ってみたいな」って思ったんです。そこで、本当にたまたまツイキャスに弾き語りのコンテンツが少なかったので、拡散されたんです!

田中:本当ですか!?

井上:本当です! 自分のやりたいことと、タイミングが偶然マッチしたって感じです。

田中:僕は、井上さんと逆で、ある程度戦略を立ててツイートしていました。「これをツイートしたら、これくらい拡散されるかな」みたいに。「才能」の代わりに、「戦略」で勝負するしかなくて。でも、やっぱりなんだかんだいって運の力が大きかった気がします。

井上:そう! 運も実力の内! いやー、今日は貴重なお話、ありがとうございました!同世代として、田中さんを応援しています!

田中:井上さんみたいに、同年代でこれだけ活躍している方がいると、すごく刺激になります。こちらこそ、ありがとうございました!

田中智大

田中智大(たなかともひろ)

現役東大生 / ミスター東大2017準グランプリ
1997年 千葉県出身。興味本位でミスター東大コンテスト2017に出場。SNSで東大生のイメージを覆す攻めたキャラが話題となり準グランプリを受賞。
幼少期をルクセンブルクで過ごし、現役で東大に合格。しかし、入学半年で不登校になり、現在は金融系ベンチャーで長期インターンをしながら、世界を放浪中。夢は、イーロンマスクのような世界の根本的な課題に取り組む実業家となり、交通、医療、金融、教育など様々な分野で革命を起こすこと。

Twitter:@tomohirc

井上苑子

井上苑子(いのうえそのこ)

神戸出身の20歳シンガーソングライター。小6より作詞作曲と路上ライブを始め、高校入学と共に上京。
動画配信サービスのツイキャスで人気を集め、視聴者数が200万人を突破しメジャーデビュー。
1stシングル「だいすき。」はYouTubeで1000万再生を超え、女子中高生を中心にスマッシュヒット。
これまでのミュージックビデオの総再生回数は5000万回を突破。LINE MUSICなどの定額制音楽聴き放題サービスでは毎回1位を獲得するなど、SNS新世代のアーティストならではのヒットを生み出している。
昨年12月6日には2枚目のふるアルバム「JUKE BOX」をリリース。また、歌手としてだけでなく、映画・ドラマ・CMなどへもマルチに出演する次世代のシンガーソングライター。

■井上苑子 公式サイト/インフォメーション
http://www.inoue-sonoko.com/
http://www.universal-music.co.jp/inoue-sonoko

Twitter: https://twitter.com/inouesonoko
Twitcas: http://twitcasting.tv/inouesonoko