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今アツい、大学お笑いの世界で原石芸人を探せ!【ユースなう!Vol.96】

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年々盛り上がりを見せている「大学お笑い」の世界。今やお笑いサークルは、大学お笑い連盟に所属するものだけでも26個存在し、全国各地の大学で多くの学生芸人たちが日々笑いに熱を注いでいます。そんな中、最も多くのプロの芸人さんを輩出しているお笑いサークル“早稲田大学お笑い工房LUDO”をご存知でしょうか?  OBのハナコの岡部さんはキングオブコント2018で優勝、Gパンパンダは2018年NHK新人お笑い大賞、と去年のお笑いの賞レースはLUDOのOBの方のご活躍が見られました! そんな今、最も熱いお笑いサークル“早稲田大学お笑い工房LUDO”に所属している未来に期待ができる“原石芸人さん”をいち早く見つけ、お話を聞いてきました!

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今回は日本イチ面白いサークルを決める大会“NOROSH”の予選にお邪魔しました! “NOROSH”とは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー、サークル専用アプリ「サークルアップ」、そして学生団体「大学芸会」の3つの団体がタッグを組んで運営している大会です。サークルを代表する学生芸人がチームを組み、3月4日にルミネtheよしもとで行われる決勝を目指して、漫才・コント・ピンの3種目で競い合っています。

早稲田大学お笑い工房LUDOからもいくつかのチームが出場しており、その中に将来プロの芸人を目指す原石芸人のコンビを見つけたので、お話を伺いました!

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待機児童(早稲田大学お笑い工房LUDO
左:佐藤遼(ボケ・早稲田大学4年生)
右:山路亮太郎(ツッコミ・早稲田大学4年生)

―お二人の所属されている早稲田大学お笑い工房LUDOってどんなサークルですか?

山路(以下=山):関東にあるお笑いサークルの中では一番人数規模が大きいサークルです。このNOROSHIという大会においても、過去4大会中2回優勝していますし、OBも今勢いのある方ばかりです。そういった意味でも大学お笑いの中で一番規模の大きいサークルですかね。

佐藤(以下=佐):一応インカレなので、早稲田だけじゃなくて他大学の学生も一緒に活動しています。

―そもそもお二人がお笑いサークルに入ろうと思ったきっかけは何ですか?

山:基本的にみんなそうだと思うんですが、プロの養成所と違ってコンビで入った訳じゃなく、お互い別々の志望で入って来ました。二人ともLUDOをめがけて早稲田に入ったというよりは、お笑いが好きで興味持ったサークルがたまたまLUDOでした。

―お互いお笑いが好きで別々で入られて、なぜこの二人で活動することになったんですか?

山:夏にある大学芸会っていうNOROSHIと似たような学生芸人の大会があって、そこに出るために組んだ気がするんですけど、何で二人で組んだかは記憶にないですね…。

佐:確か別のコンビで正式に出ていたんですけど、枠が一つ余っていたんですよ。余っているなら出てみようか、ってたまたま組んだコンビが僕らです。

―なるほど…。そんなたまたま組んだコンビはこんなに長く続いているのですね!
この“待機児童”というコンビ名は…?

山:これは先輩につけられました(笑)夏の芸会で明日までにエントリーしなきゃいけないのにコンビ名が決まっていなくて、先輩が「俺つけたるわ〜」ってツイッターのニュースを見出して…。

佐:ちょうど3年前に待機児童が話題になっていましたからね。

―“待機児童のお二人”って文面にすると、ちょっと面白いですよね…(笑)

山:そうなんですよね…。だから僕たちはプロになる時はコンビ名を変えるつもりでいます!!

学生芸人の実態

―学生をやりながら漫才のことを考えるのって大変じゃないですか?

山:ネタ作るのってそんなに時間かかることじゃないよね。できない時はできないけど、でき始めたらそんな詰まることはなくて。こっち(佐藤)が映画とかドラマが大好きで、その面白かったシーンとかをひたすら喋ってもらったり、一人コントしてもらったりしています。それ見て二人で面白いねって思ったものをネタにしています。

―影響を受けているものは意外とドラマとか映画が多いんですね!

佐:まあ、お笑いが好きなので芸人さんに影響を受けていた時期もあります。 でも、今はその時期が抜けたのか取り入れなくなりましたね。

―ライブはどのくらいの頻度で出られていますか?

山:ライブは月2、3ペースで、年に3〜40本は出ていると思います。その内サークルのライブは年7回です。あとは学生芸人のライブ、何回かプロの芸人さんの中に混じってライブにも出ました。

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―学生芸人のライブって中々見る機会がない人が多いと思うのですが、ライブはどんな雰囲気ですか?

山:学生芸人はプロの方と違って生活がかかっていないじゃないですか。だから、その分ネタがものすごく自由です。舞台に立つ人間は多種多様だし、テレビで売れようとしている人がやるようなネタとは違って自由。そこが強みじゃないですかね。

佐:このNOROSHIなんかまさにその自由さが醍醐味な大会になっていると思います。

―お笑いのライブって反応が直で来るじゃないですか。いくらお笑いが好きでも、実際に舞台に立ってやるってなった時、不安にならなかったですか?

山:いや、僕たちみたいなのは多分頭が悪いんだと思います(笑)できる訳ないのにできると思ってしまったっていう…。でもウケが来ると本当に嬉しいんです。だから、スベることが嫌だ、とかはあんまり思ったことないですね…。

―芸人さんって常にライバルがいて、切磋琢磨し合っているイメージがあるのですが、学生芸人のお二人もライバルっていますか…?

佐:ライバルは居ますよ。同じサークル内でも居ますし…。

山:モビーディック(小声)

佐:そうですね、同期のモビーディックです。これは是非書いてもらって(笑)

でも、基本的にみんな仲が良いので、バチバチのライバルというよりは、負けたら悔しいっていう関係性ですかね。一緒に頑張る仲間っていう意識の方が強いんですけど、まあモビーディックだけは…。

山:バチバチです。

NOROSHI 2019 に出場中!

―去年はこのNOROSHIで決勝まで進出されていますが、それを踏まえて今年はどうですか?

山:去年は先輩とチームを組んでいて、どうしても勝たないといけない、という気持ちもあって、3分間の中にどれだけボケを詰められるかっていうのを考えてしまって優勝を逃してしまいました。そういうこともあって、今年は去年に比べたらガチガチにならず、自分たちが笑えるものをできるんじゃ無いかな、とは思います。

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(この数日後の予選で待機児童が所属するチームオリエントは1位通過! 準決勝も勝ち進み、3月4日の決勝に出場いたします!)

山:LUDOにはたくさんOBがいますが、みなさんNOROSHIで勢いづいてそのままプロ行かれる方多いんですよ。プロに行かれたほとんどが学生芸人の大会で結果を残している方が多いです。

佐:LUDOはみんな仲が良いからネタのアドバイスをし合うことも多いし、それも自信に繋がっていると思います。

学生芸人からプロの芸人に

―お二人はこれからプロの芸人さんを目指されるということですが、お二人のようにプロ志望の学生芸人の方って多いんですか?

山:いや、かなり少ないと思います。割合的には1,2%とか…。

―それでもなぜ、お二人はプロになろうと思ったんですか?

山:やっぱり頭が悪いんだと思います…(笑)親にも迷惑かけるし、できもしないのにお笑いやろうとしているんですよ…

佐:頭は悪いですね。

―そんなにお二人が魅せられているお笑いの魅力とは何ですか?

佐:自分が笑顔になれること…ですかね?(笑)

山:え(笑)耳澄まして聞いたけど全然分かんなかった(笑)

僕はウケた後のやったぞ感がエグいですかね。

―なるほど! お二人とも自分に対して返ってくる笑いが好きだと…?

山:まあ、本当はお客さんを笑わしたいっていう気持ちが大切だし、そう言えたらカッコ良いんですけどね…。でも、今はウケたいっていう気持ちの方が大きいです。

―でも、その気持ちが原動力となって、お二人はプロを目指されるということなんですよね!

山:LUDOにはたくさんOBがいますが、みなさんNOROSHIで勢いづいてそのままプロ行かれる方多いんですよ。プロに行かれたほとんどが学生芸人の大会で結果を残している方が多いです。

佐:LUDOはみんな仲が良いからネタのアドバイスをし合うことも多いし、それも自信に繋がっていると思います。

二人の目指す芸人像

 ―将来どういうお笑い芸人になりたいですか?

佐:旅猿みたいな番組が持てるような芸人さんになりたいです。あと、ラジオもやりたい。

―意外とM–1優勝するぞ! という感じではないんですね。

山:もちろん舞台で漫才とかもしたいですけど…。いや、すみません、忘れてました。M−1も優勝したいです(笑)

佐:あと、天才テレビくんのMCね。これはもう絶対やりたいです。

山:危ない、忘れてた(笑)天テレのMCは僕らのゴールですね。天才テレビくんを見て育ってきたんで憧れですね。

―でも、天テレのMCやるならコンビ名は変えずに、待機児童のままやってた方が面白い気がしますが…(笑)

佐:あ〜そうか! いやいや、NHKは多分厳しいですよ…(笑)

取材中二人が何度も口にしていた「できるはずがない」という言葉通り、人を笑わすということは簡単では無い。だからこそ、会場に笑いが起きた時の気持ち良さはこの上ないモノ。二人がプロを目指されるのもこの感覚に魅せられたからであり、早稲田LUDOの活躍されている多くのOBの方も、笑いに貪欲になることで輝かしい未来を切り開けたのだと思いました。NOROSHIの予選を見させていただきましたが、みなさんプロ顔負けの爆笑を取られていました。こういった大会に、まだまだ原石芸人は隠れているかもしれません!お二人も出場する明日34日の決勝大会も取材いたします!記事のアップをお楽しみに!

NOROSHI 2019 決勝大会

公式サイト http://noroshi.circleapp.jp

▼日程 :3/4(月)
開場:18:30
開演:19:00
終演:21:30頃

▼料金
2,000円(前売り、当日共通)

▼MC
ジャルジャル

▼ゲスト
魔人無骨、スーパーマラドーナ、天竺鼠

▼会場
ルミネtheよしもと

プロフィール写真
佐藤珠里(さとうじゅり)
好きな食べ物は中華バイキングとクリームソーダ 。好きなことしかしたくない行動派。
書いた記事:#Sato/Twitter:@10ri__pp