気になったらすぐメモして!バレットジャーナルって? 【ユースなう!Vol.98】

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最近手書きってしていますか? SNSに自由な時間を取られるのは勿体ない!バレットジャーナルという新しい手書き手帳術を駆使して、自分の時間を大切にしている人を取材してみました。

まず、バレットジャーナルってなに?

みなさん、普段こんな悩みを持っていないですか?
やりたいことを思いついてもすぐ忘れてしまったり、時間を上手に使えてる自信がなかったり、、、そんな人におすすめなのがバレットジャーナルなんです!

バレットジャーナルとは、自分のタスクや気になること(映画やお店)、または趣味などを箇条書きで書き留めたノートのこと。箇条書きの先頭に付ける点「・」=「弾丸」(bullet)を「日記」(journal)のように活用することからバレットジャーナルという風に名付けられています。

その特徴は、
・一週間のToDoを見開きのページで管理
・目次ページをつくったり、インデックスシールを貼ったりするなど後から見返しやすい
・未来の予定を書き込んだり、自分の目標をはっきりさせることが出来る

そのリアルな利用法を聞いてみた!

今回は一年間バレットジャーナルを続けてみた人物に話を聞いてみました!

姫野聖来
学生 20歳
愛用のノート:無印良品 ダブルリングノート・ドット方眼

↑大学の学期別に新調しているバレットジャーナル

ライター安田(以下Y) : バレットジャーナルとの出会いは?

姫野さん(以下H) : カフェでたまたま手帳のつけ方の本を見つけたのがきっかけ。そこからバレットジャーナルについて知って、youtubeのバレッドジャーナルの動画とか参考にして書き始めた。

↑日別にやることリストを書き留めているページ

Y : やることがたくさんあるとき、いったん書き出してみると頭の整理になるよね。バレットジャーナルの中でもいろいろな書き方があるみたいだけど、どんな風にカスタマイズしているの?

H : 無印のドットがプリントされたノートを使ってるよ。バレットジャーナルには箇条書きの頭のマークを変えたりして文章を羅列して書くルールがあって、向いてるかなと思って! あと、ドット以外に線とかは何も入ってないから自由なレイアウトが作れるのも気に入ってる。

↑一番初めに書いたページ。無印のカレンダーメモを活用していた

Y : 始めたころと今とで、書き方とか書いてる内容とか変わった?

H : めっちゃ変わったかも!前は参考本に基づいて気合い入れて書いてたんだけど、今は忘れたくないこととか、勉強したこととか書き留める雑記帳みたいになってる! 例えば、旅行に行ったときのご当地スタンプ押したり、日常で気づいたことをメモしたり、、、あと少し体調を崩していた時に、自律神経の整え方とか自分で調べてまとめてたりもしたかな。

↑最近は授業の内容でも自分のものにしたい知識があれば書き込むんだそう

Y : なるほど。でも調べたことを、紙に書き留めずに、スマホにメモしたり、スクショしようとは思わないの?

H : 確かにスマホでもできるけど、書くことで安心するんだよね。毎日何を考えて過ごしたかとか、ついつい忘れちゃうけど、書けば後から読み返せるし。スマホとかデジタルはデータが消えれば何も残らないけど、紙は物体として存在があるから安心する。予定とか学んだことをノートに書き留めて持ち歩くと、それが自分の一部になってるみたいで嬉しい。

Y : 字が汚いページがあって嫌になっちゃったり、いつの間にか書かなくなっちゃったりなんてことはなかったの?

H : 続けなきゃっていう義務感でやってないから続いたのかもしれない。あと書いたページが気に入らなかったらそのページ破いたりしてる(笑)。書いたことが気に入らなかったらなかったことにしたりとかも全然してる。だからリングノートはおすすめ。

↑自由に書き込んでいるページ

Y : 私だったら気になることがあっても、そのままスマホにメモしちゃうかも。

H : スマホとかにメモするのも全然ありだとは思うけど、私的に、もともと書き込める枠組みとかフォーマットが決まってるのってすごく窮屈に感じる。紙に自由に書くことで自分が考えたことの因果関係が見えてくるのがすごく好き。

Y : なるほど。普段はどんなことを書き留めているの?

H : 行きたい店とか読みたい本とか。あとカフェ巡りが趣味でカフェオレのおいしい店とか調べまくってる(笑)。

↑左ページにカフェラテについて端正にまとめられている

Y : 趣味があるっていいなあ。他には?

H : めちゃめちゃ病んでた時のページだと、久しぶりに化粧水を塗った、最近野菜食べてない、とか書いてる(笑)。

Y : 病み期だね(笑)。

H : あと、バイト中に感じたこととか、日常で少し悔やむこと、あと失敗したこととかも書いてる。

Y : えらいね。後悔とか失敗もちゃんと教訓にしてるんだね。
最後にだけど、バレットジャーナルを始めて、どんな風に変わった?

H : すごく行動力がついたかな。手帳に書くっていう作業自体が好きだから、いろんなことをノートに書きこみたくて、知的好奇心が生まれた。新しいことを勉強しようと思ったときに、あのノートに書けばいいや、と思ったら気負いしなくなった。バレットジャーナルを始めたのは成功だったと思うし、私の宝物になったかな。

暇な時間を頭の整理に使うことで、毎日の充実度が変わってくるはずです。ライター安田もバレットジャーナルを始めてみたのですが、頭の中でタスクをしょい込むのではなく、ノートにまとめることで、気持ちを落ち着かせることが出来ました。今日からできるバレットジャーナル、皆さんもチャレンジしてみては!?

安田はな(やすだはな)
あらゆる「スキ」を求めて、日々模索中。美容情報と美味しいお肉がスキです。
書いた記事:#Yasuda/instagram:@ysdhn.yusta