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ダンスの新しいカタチを探して/Co.Timpanyさんのやぼ~ 【へ~せ~のやぼ~ Vol.01】

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30年続いた平成もついに終止符を打ちました。
平成元年に生まれた人も既にアラサーとなり、これからは本格的に平成生まれの人がどんどん活躍する時代へと突入します!
平成が終わったからこそ平成にフォーカスし、“スキ”に溢れた超若者級の平成世代に新しい時代への“やぼ~”を宣言してもらいます!

【今回の平成世代】

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Co.Timpanyさん(左から山田暁さん、原正樹さん、岡本健吾さん、宮悠介さん)

Co.Timpanyとは?
コンテンポラリーダンスに熱い想いを持つ、男子大学生4人による学生ダンスカンパニー。4人とも高校時代にダンスと出会う。大学入学後も部活としてやプロの下で指導を受けるなど、1人1人が様々な形でダンスを続けている。

HP:https://co-timpany.jimdofree.com/information/
Twitter:https://twitter.com/CoTimpany

インタビュー当日の4月29日。この日、「NEXTREAM21 2019」という、ジャンル不問のダンスコンテストにCo.Timpanyから3名の方が参加されていました。結果はなんと、派生ユニット「散歩マスター」が最優秀賞を受賞! 受賞直後に、お2人にインタビューさせていただきました!

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―最優秀賞受賞、おめでとうございます!

山田さん(以下山)原さん(以下原):ありがとうございます!

―まず、今回の作品についてお聞きしたいです。『霊の域』はどのようなことを表した作品ですか?

原:簡単なことを言うと、魂と肉体のように、絶対に交わらないけど、互いにどっかしらで何かしらの影響を与えている、というものを表現しています。

山:動きに関していうと、どこかで見たことあるような、一般的な振り付けを極力排除しました。

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―すごいですね! 今回はお2人で出場されていましたが、どのような経緯でそうなったのでしょうか?

原:もともと踊りの雰囲気や趣味が似ているところにシンパシーを感じていた部分があって…。そこから2人で作品を創ろうという話をしていて、今回実現したという感じです!

―今回の優勝賞品は30万円か、10万円と4日間六行会ホールを貸し切っての単独公演でした。公演を選ばれた理由を教えてください。

山:本当にギリギリまで迷ったんですけど(笑)。

原:直前まで30万円にしようって思ってたんですけど、実際受賞すると、ここでやめるわけにはいかないって感じになりました(笑)。

山:ここで捨てるのはもったいないなって。

―もう、4日間の公演をどのようにしようかという案って浮かんでいたりしますか?

原:今ある作品を繋いで、映画のようにやるとか。

山:4日間の公演は4人で出たいです。

4人ではじめたキッカケ、そしてその思いとは?

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―ここからは4人揃って、4人がもつ「やぼ~」について伺います! まず、結成のきっかけを教えてください。

宮さん(以下宮):ここの4人もともと仲が良くて。4人で旅行していたんです。その時に4人が共通のダンスに対する思いを持っているって認識して。4人のグループを作ろうという話になりました。

岡本さん(以下岡):1人じゃ無理だけど、4人ならなんでもできね?って(笑)。

宮:完全に男ノリです(笑)。

―みなさんが持っていた共通の思いって、どんな思いでしたか?

宮:4人それぞれが高校でダンスに出会って、大学でもダンスを続けて。大学を卒業したら、ダンスが好きでも、ダンスで食べていけるのかなって考えてしまう現状がある。だから、どんな形かは分からないけど、ダンスを続けられる新しい道を探していこう、という思いです!

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―ダンスで食べていくことが難しい時代ではありますが、今の時代にダンスができてよかったと思うことはありますか?

岡:最近、土屋太鳳ちゃんとかのおかげで、世の中にコンテンポラリーダンスが知られてきたけど、コンテンポラリーダンスが有名になる前に、できてよかったなと思いますね。

宮:高校でコンテンポラリーダンスを部活でできるっていうのは、平成より前の時代ではきっとないことだから、ありがたいなと思いますね。令和にはまた新しい何かができているといいなと思います。

―ダンスのどんなところが好きですか?

山:ダンスはだれでもできるってところですかね。舞台の上に立ったら誰でも対等になれる。上手くなくても、それが良さに繋がったりとか。1人1人を認め合えるところが好きです。

原:自分はダンスを創るのが好きなんだなって思ってます。創っていくなかで、自分のこだわりがどんどん(作品に)入っていって。それが世にでて評価されたり、自分で納得できたり、満足できるときに、おもしろいなと思います。」

―みなさん相当ダンスにのめり込んでいらっしゃいますが、ダンスに出会ってなかったらって考えたことありますか?

全員:いや、それは考えられない!

岡:俺は数学大好きクソ陰キャだったとおもう(笑)。

原:多分みんな陰キャ(笑)。

社会やシーンの未来を見据えた“やぼ〜”

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―令和になりますが、これからの時代にダンスがどうあって欲しいなと思いますか?

宮:ダンス好きな人が、学校を卒業したら「ダンスじゃ稼げないから…」という理由でダンスをぷっつり辞めてしまう…じゃなくて、就職しても、フリーターでも、なんとかダンスを続けていけるようになってほしいです。

―そうですよね。今の時代、ダンスで生計を立てるのは難しいですよね。

宮:そうなんですよ。「フリーターしながらダンスする」とかって、自分たちが強い心をもっていても、周りからいろんなことを言われるじゃないですか。ちゃらんぽらんしてる、とか。

原・岡・山:そうそう。ダンスって社会的に弱い。

宮:だから、そういうイメージを変えていきたい。就職していてもダンスできるよっていうことを示していきたいし、新しい職業としてのダンスを作りたい。

原:いろんな形で、自分たちが「やったことないこと」をやっていけたらなって思っています。

宮:今ある職業に当てはまらなきゃいけないという感じじゃなくて、ダンスを社会に活かしながら、活動できる形を作りたいです!

―実現するために、なにか具体的にしていること、あるいはしたいことってありますか?

宮:具体的には、舞台活動と社会活動があると思っていて。まず舞台活動は今回のようにシンプルにダンスをしたり、表現者として高まることです。でもそれだけじゃダメだってみんなでなんとなく共有していて。社会的になにか還元していきたい。結局人の役に立たないとお金はもらえないので。
まだ模索段階なんですけど、YouTubeにダンスの技の練習法動画あげたりとか、クラウドファンディングしてみたりとか、コンテンポラリーごみ拾いしてみたりとか(笑)。内実ともなってないですけど、そういうチャレンジをしていってます。

―では、それを4人の「やぼ~」として言うと、どんな風になりますか?

全員:うーん…。

原:まだ歩かれていない道を歩く、とか?

宮:そうだね。

岡:切り拓く、とか。

原:やっぱ、0から1を、は?

岡・山・宮:そうしよう(笑)。

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まだ誰も知らない、やったことがない、新しいダンスのカタチを創り出す。ダンスに対する愛が溢れた彼らだからこその“やぼ~”ではないでしょうか。
時代は平成から令和にバトンタッチしましたが、未来を創るバトンは平成世代に渡されました。これからも“スキ”を持った平成世代の〝やぼ~″をお届けします。お楽しみに!

ひなたPF
松田ひなた(まつだひなた)
かぼちゃと焼き鳥とアイドルに目がない。基本的にgo my way。
書いた記事:#Matsuda/instagram:@chewhina1717