7ヶ国目 パラグアイ【日本で世界一周グルメ旅】

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世界一周ってなんかかっこいい! でも、実現できるお金も、そこまでの気力もない。
なんとかならないのか。ん? もしかして、食なら日本にいても実現できるのは…!? そんなゆるい動機で始める、日本で世界一周。都内近郊で味わえる世界の、その中でもちょっとマニアックな国や地域のグルメを訪ねて行きます!

あの飲み物の原産はこの国でした!

今回の行き先は…パラグアイ

パラグアイはあまりなじみがない……と思いきや、ヘルシーな飲み物として有名なマテ茶はこの国が発祥! また、日本からの移民の歴史があり、実はかなり繋がりの深い国です。

しかし、日本から見てちょうど地球の反対側という圧倒的距離の遠さ……ということで、パラグアイを食で楽しむことができるレストラン アミーゴに行ってきました!

Mba´éichapa nde ka´aru. (バエイシャパ カアル) (グアラニー語で、こんにちは)

赤坂駅から徒歩1分という抜群の立地。飲食店街を歩いていると、パラグアイの国旗が見えてきました。

実はパラグアイの国旗はすごくかっこよくて、真ん中のシンボルが表裏で違うんです! お店の国旗を確認してみたところ本当にその通りで、なんだかうれしくなっちゃいます。

さて、ランチタイムでは1000円から頂けます。内陸国ということで、肉料理が多いそう。

メニューにはRabadilla(塩焼きステーキ)、Guiso(トマトベースのリゾット)など現地で使われるスペイン語の表記と日本語の説明があります。

どれもおいしそうなので、スタッフの方のおすすめMilanesa Napolitana(チーズ、ハムをのせたカツレツ)と、追加でSopa Paraguaya(コーンブレッド)を注文しました!

全てのメニューにサラダと日替わりのスープがセットです。さっそくお得感がすごい。今日は玉ねぎのスープでした。とろとろの甘い玉ねぎと、トッピングの香ばしいパンの相性は最高。

しかし今回の本番はこれから! パラグアイを感じるお料理が出てきます。

 

新感覚の「食べるスープ」

ほかほかと湯気がのぼるこちらは、オムレツのような見た目。この料理名Sopa Paraguayaは直訳すると(大学のスペイン語選択として頑張りました)「パラグアイのスープ」。いったいなぜ……?

なんとこれは、とうもろこしのスープを作ろうとした人が、分量を間違えたことで固まってしまったことがきっかけでできた料理。食べてみたら意外とおいしかったということで、パラグアイ料理を代表する一品となったそうです。

コーンの優しい甘みとチーズのまろやかさが印象的な味。みっしりしっとりした食感で、なんとなく朝ごはんに向いているような。表面のチーズがかりっと香ばしく、飽きないおいしさでした!

 

パラグアイ料理の定番を頂く!

メインのMilanesa Napolitana(ミラノ風カツレツ)をいただきます! おかわり無料のごはんも付いてきます。

写真で伝えることができなかったのですが、まずびっくりしたのはその大きさ。薄く伸ばされた牛肉が二枚もあり、豪快にいきます!

さくっとした食感のあとに、軽い酸味とトッピングからの塩気を感じます。パラグアイではあまり一般的ではないはずのごはんともすごく良く合い、夢中で食べ進めてしまいました!

このカツレツの特徴は、本来のミラノ風カツレツとは違い、お肉に味が付いていること。酢をベースにしたタレにお肉を漬けておくそうで、余分な油を落としつつしっかり味を染みこませます。誰にでも好まれそうな味なので、パラグアイの家庭でよく食べるというのも納得の一皿です。

 

歴史と国土を感じる料理を

食後にはコーヒーとチョコレートまで出して頂き、合計1300円とは思えない大満足のランチセットでした。

今回はシェフのルイーザさんとスタッフの方にお話を伺うことができました。
このお店はパラグアイ人のルイーザさんと、韓国人の林さん夫婦が営んでいるとのこと。近くに大学があることから、学生のお客さんも多いそうです。

アミーゴのこだわりの一つは、手作り。日本では手に入りにくい食材もありますが、現地の味に近づけるように工夫しているそうです。パラグアイは旧宗主国のスペインとその周辺の文化と先住民族のグアラニー族の文化が共存し、言葉や食に表われています。私も、ここのメニューにあるパスタやリゾット、店内の装飾に使われる伝統の編み物でそれを感じることができました! ちなみに、地中海料理でよく使われるトマトは南米が原産。日本も含め、古くから世界各地で文化のやりとりがあるのだと再確認しました。

ボリューム満点の肉料理を頂けるので、しっかりお腹を空かせて行きたいお店。次はディナータイムに、ルイーザさんたちがおすすめするアサード(肉の炭火焼き)を食べに行きたいです! 家庭的な雰囲気なので、気軽にパラグアイの文化を楽しむことができます。
世界一周まであと少し。航路は北へ、次のグルメへ向かいます!

【取材協力】
レストラン アミーゴ
住所:東京都港区二丁目13-17 シントミ赤坂第2ビル203号
営業時間:[月~金]ランチ 11:00~14:00(L.O.13:30)/[月~金・祝前日・祝日] ディナー 17:00~24:00(L.O.23:30)
電話番号:03-6441-2717
定休日:日曜日
HP:u>https://amigo.food-site.net/

 

酒井琴音(さかいことね)
「スキ」なものが見つからなくて悩んでいます。マジメに生きがち。
書いた記事:#Sakai/Twitter:@NYS_Sakai