お手軽ロマンチック体験!100円で出来る文通カフェ【ユースなう! vol.119】

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ドラマのようなロマンチックな出来事が欲しくなるこの季節…。普通とちょっと違う文通で、お手軽にロマンチック体験してみませんか!? 今回は、とある大学生が発案した【100円で出来る文通カフェ】を取材。文字にほっこり、文章ににっこり、封筒にうっとりしてしまう手紙もご紹介しちゃいます!

文通が出来ると聞いて…

文通カフェを始めたのは高田馬場にある10°Cafe(ジュードカフェ)。「人生がほんのちょっと(10°)変わるキッカケ」が見つかるお店らしいです! (妄想星占いのフリーペーパーと出会ったのも実はこのお店。10°Cafeのお陰で、ライター安田の人生もほんのちょっと変わってきている!)

 

文通カフェの基本ルール


▲文通カフェのHOW TO PLAY

まずはお店自慢のタコライスや期間限定のドリンクといった店内メニューに、+100円でレターセットを注文します。レターセットを受け取ったその瞬間から文通スタート!


▲目の前を神田川が流れるカウンター席

お店の2階にいい具合に木漏れ日が入る、ナイスなカウンター席発見! 何を書くかはあなたの自由です。 (内容はSNSにあげられる可能性があるため、そこだけは注意です。) 最近誰かに話したくなった出来事はないか、思い出してみましょう。


▲書かれた手紙がしまわれている棚

お会計の際に書いた手紙を店員さんに渡します。そして今度は自分が、誰かが書いた手紙を受け取る番。各段に手紙が入っている棚から、直感で手紙を選んでみましょう!

 

なぜ文通カフェを?

実はこの文通カフェ、発案者は大学4年生!


▲早稲田大学4年 糸井康子さん

––––文通カフェの誕生秘話を教えてください!

糸井さん(以下I):コロナが流行りだした時期に、この10°Cafeのアルバイト同士で手紙交換をしていたのがきっかけです。コロナで今までのコミュニケーション手段がガラっと変わるタイミングだったからこそ、手紙交換のような新しい遊びを楽しんでいました。


▲糸井さんと文通カフェセット

––––バイト同士の手紙交換が、なぜ文通カフェへと進化したのでしょうか?

I:コロナ禍で客数が落ち込んだ時期に、お客さんを惹きつけるために出来ることを探していて。そこでアルバイト同士でしていた手紙交換を、カフェの企画としてアレンジした結果、文通カフェがうまれました。実は、道の駅とかにおいてあるノートとかをイメージしてるんです。あれって道の駅に訪れる人が、誰か特定の人に向けてでは無く、自分の思ったことを素直に書くものじゃないですか。文通カフェも、思ったことを素直に書いてもらえる存在になれたらなと。


▲実際に置いてある様子

––––なるほど…! ヒントは道の駅だったのですね。文通カフェの準備段階でこだわったポイントを教えてください!

I:ペンは、書きやすさと味わいを重視した0.28mmの茶ペン。紙は、マスを埋めることがリズミカルに書くことに繋がるかなと思い、400字の原稿用紙。便箋は、レトロな印象の茶便箋に、などなど文房具にはかなりこだわりました! あと、受け取った手紙を持ち帰れるところが道の駅のノートにはない文通カフェの特徴です。私、持って帰れるものが大好きなんですよね…!(笑)


▲糸井さんのこだわりが詰まった文通セット

––––文通カフェが今後どうなって欲しいですか?

I:まずは文通カフェが目的で、カフェに訪れてくれる人が増えたらなと思います。カフェに訪れるお客さんの楽しみの一つとなってほしいです。あと文通カフェを利用していただくお客さんには「この手紙、面白いって思ってもらえるかな?」とかは考えずに、書きたいことをそのまま綴ってほしいですね!

 

文通カフェにある手紙ってどんなこと書かれてるの?

せっかくなのでライターも文通カフェを体験してみることに。
今回は超強力助っ人として、文通歴7年、文通相手は全世界7ヵ国という、リアル文通マニアのライター酒井も参戦!


▲ユースタ卒業間際にして、超文通マニアということを初告白したライター酒井


▲世界各国からライター酒井の元に届いた手紙


▲まずは糸井さんこだわりのペンをチェックするライター酒井

 

空けてびっくり、蚊の話で600字

ライター酒井(以下S):蚊について原稿用紙1.5枚も!?(笑) これって、手紙だから面白い!ってなるけど、SNSで同じこと書かれてたら…、どうなんだろう…(笑)。

––––確かに(笑)。ただ逆に、SNSみたいにリプやいいね数を気にすることなく、思ったことをサラサラ~って書ける手紙っていいですよね。

I:自分が話したいことを野放しにするのって、私たち世代にとっては新鮮なのかもしれません。

S:あと、「拝啓」ってよくないですか!?

I:ああ~~(笑)。私、「拝啓」から始まる手紙、出したことがないです。

––––私もです。…それにしてもこの手紙、くせが強い!

I:刺されたところが痒くて、書いてる最中も蚊のことしか頭になかったのかもしれないですね(笑)。

 

王道ほっこり系

S:これもまた拝啓スタートですね。

––––みんな自然と拝啓スタートになっちゃうのかな。

S:まあでも、拝啓って手紙だけの特権じゃないですか。

I:確かに。これ読んでると、日本橋の風景が浮かんできますよね!

––––うかんでくるし、ほっこりします。この手紙が一番王道な文通のイメージです。

S:あとこれ文通あるあるなんですけど、カッコの中に自分の心情書きがちなんですよね。文通に書く内容自体がそもそも独り言なのに、さらにカッコで独り言を書くっていう(笑)。

 

新社会人を控えた若者からの手紙

S:なんか小説っぽいですよね。右上がりの字体も特徴的でいいなあ。あと改めて思ったんですけど、この文通カフェの仕組みって、書いたらすぐ手紙が貰えるのがいいですね。前アゼルバイジャンに手紙を送ったときは、相手に届くまで1か月かかりましたからね…(笑)。


▲アゼルバイジャン

––––1か月!(笑) 確かに文通カフェなら、100円払ったら即出来ちゃいますからね!

S:正直、文通って初めの1通目が1番楽しくって。文通カフェって言ってみれば毎回1通目のやり取りなわけじゃないですか。そんなの、ワクワクでしかない!(笑) あとここにSNSアカウントとか書かないのがまたいいですよね。現実味がないほうがいい。

I:そうですよね。文通って現実世界とはまた別の話、って感じです。

このあとライター2人で手紙を書くことにも挑戦しました。カリカリと書き心地のいいペンで、久しぶりに原稿用紙に書くこと、それだけでめちゃめちゃ楽しい。そして今書いている手紙がどこかの誰かに読まれるのかと思うと、ロマンチック気分でいっぱいになれました。毎日変わらない生活に飽き、新しい遊びを求めいるそこのあなた、文通カフェ、行ってみませんか?

■取材協力
10°Cafe(ジュードカフェ)
住所:〒171-0033 東京都豊島区高田3丁目12-8
◼️JR山手線 高田馬場駅 早稲田口より 徒歩3分
◼️東京メトロ東西線 高田馬場駅 4番出口より 徒歩2分
営業時間:平日7:30〜20:00/休日・祝日11:00〜20:00
定休日:第3日曜日
TEL:03-6912-6109
HP:https://judecafe.com
Twitter:https://twitter.com/10docafe?s=21
Instagram:https://instagram.com/10docafe

安田はな(やすだはな)
あらゆる「スキ」を求めて、日々模索中。美容情報と美味しいお肉がスキです。
書いた記事:#Yasuda/twitter:@ysdhn