【ユースなう!Vol.47】はじめてのスタンドアップパドルで、はじめてのスキと遭遇!
2016.08.12
ついに8月、夏休み!
せっかく時間があるんだから、「ずっとやりたかったけど、やれなかったこと」に挑戦して新しいスキを見つけよう!…ということで、
出不精なライターWが、海で見かけて以来ずーっと気になっていたスポーツに“はじめて”チャレンジ!
そこには「スキ」をきわめる若者がいたんです。
挑戦!スタンドアップパドル!
AM7:00、神奈川県三浦市。朝早くから海にいたのは、早稲田スタンドアップパドル・慶應スタンドアップパドルの方たち。

そう、ライターのWが「ずっとやりたかったけど、やれなかったこと」とは、スタンドアップパドル(SUP)だったのです。
スタンドアップパドルとは、「水の上に立つ」マリンスポーツで、大きめのボードの上に立ち、パドル(こぎ道具)を使って海や川や湖の上を探検したり、波乗りしたりするスポーツのこと。

一見サーフィン?いやいや、よく見ると漕いでます。
ここ1年まともに運動していないこと、そもそも運動音痴気味なことに不安は募りますが、新しい≪スキ≫を見つけるべく、はじめてチャレンジがスタートです!
レクチャー〜いざ海へ!


まず最初に、パドルの漕ぎ方などをレクチャーしてもらいます。
ひととおりの漕ぎ方を教わったら、ボードを手に取り…、いざ海へ!
写真左が今回乗ったボードですが、空気で膨らませているので、けっこうかるいです。

さてさて、早速海へ漕ぎだします!
「左腕伸ばして!」と指導を受けながら、必死で漕ぐライターW。漕ぎはじめて一時間ほどで、なんとかペースをつかみ、海風を楽しむ余裕も出てきました。
しかし、調子に乗っていた次の瞬間、
バッシャーン!

派手な音と共に、爽快に海へと落ちたのでした…。(ライフジャケット着用なのでご安心ください)
しかし、落ちたところで“はじめてチャレンジ”に燃えるライターはめげません。
その後もきれいな景色と海を楽しみつつ、海に落下しつつ、楽しく漕ぐことができました。(結局この日は3回も海へ落ちたのですが、それもいい思い出…?!)

挑戦を終えた感想は、「もっと早くやればよかった!」。まともに運動していないしなあ~、とか、やり方よく分かんないしなあ~、とか、いろいろ理由をつけて結局やらなかったことに後悔しきりです。
さて、今回お世話になった“スキ”の先輩たちをご紹介。
&スタンドアップパドルの魅力について聞いてみました!
爽快感と達成感がすごくあります!

左/しほさん(24)・大5・SUP歴2年半、右/まさやさん(22)・大4・SUP歴1年3か月
ライターW(以下W):今日はありがとうございました。とても楽しかったです!みなさんすごく上手だったんですけど、元々サーフィンとかやってたんですか?
しほさん(以下しほ):私は競技スキーですね。
まさやさん(以下まさや):僕は…ダラダラしてました(笑)。サークルにいるやつはみんな初心者から始めたんですよ。
W:そうなんですか…!スタンドアップパドル(以下:SUP)を始めたきっかけはなんですか?
まさや:何か打ち込めるものを見つけたかったんです。あと、運動したいなとも思ってました。
しほ:新しいスポーツだったことですね。
W:なるほど~。今やSUPに打ち込んでますよね。
まさや:そうですね!始める前は深夜2時に寝て、昼の11時頃起きる生活をしてたんですけど、今や朝4時に起きて、ひと漕ぎして学校に行くような生活になりました。
しほ:私は薬学部なんですけど、4時から漕いで、6時半の電車に乗って、病院実習に向かうこともありました。あと、SUPが好きすぎて、湘南に引っ越しました(笑)。

W:引っ越しまで!SUPのなにがそうさせるんでしょう…?
しほ:爽快感と達成感がすごくありますね。あとは色んなところに行けるので、探検気分も味わえます。ボードの上でピクニックをすることもできるんです。
まさや:うんうん。あとは夢のある競技ってところです。SUPって、タイムを競うレース競技の側面もあり、将来オリンピック競技になるだろうって言われてるんです。このサークルからオリンピック選手を出すのが目標のひとつですね。

まさやさんは、レースで何度も賞を獲得している腕前。
W:始めて数年でオリンピックは、たしかに夢がありますね…!他にも、目標はありますか?
まさや:SUPをもっと広めることです。僕たちは、インストラクターとして社会人の方に教えることもあるんですよ。僕たち学生の力で、SUPっていうスポーツをもっともっと盛り上げていきたいです。
W:なるほど。今日は、ありがとうございました!
はじめてにドキドキしつつ、飛び込んでみた世界。SUPを新しく好きになったのはもちろん、そういえば海好きだったなあ、とおひさしぶりの好きとも再会。
思い切って飛び込んでみたら、そこにはいろんなスキが待っていてくれました。
あなたもこの夏、はじめてチャレンジで、はじめてのスキに出会ってみては?
さて、ライターWはさっそく襲ってきた筋肉痛を抱えつつ、夏休み中に再び海に来ようと心に誓い、現地を去るのでした…。