決定!若者のスマホアプリTOP4を発表します!【ワタシとスマホ 番外篇】
2017.02.10
若者のスマホのホーム画面のスクリーンショットを公開する企画、【ワタシとスマホ】。先日、ついに#50を達成!そして早くも、#51が公開中!
ユースタがはじまった頃からの連載企画ということで、感慨もひとしお…。そんな50人のスマホ画面に並んだアプリの中から、若者に愛されているアプリTOP4を決定しました!
TOP4とはこれだ!
ユースタが注目したのは、スマホの中でも、特にiPhoneのホーム画面のこの部分。
デフォルトでは〈電話〉〈Safari〉〈メール〉〈ミュージック〉の4つが並んでいます。

4つしかアプリを入れられないこの部分に、若者はどんなアプリを詰め込んでいるのでしょうか。
ということで、今まで登場してくれた50人のうち、iPhoneユーザー44人のホーム画面をチェック。ここに、結果を発表します!
第2位までを一気に発表!
第4位・LINE (18人)

第3位・メール(22人)

第2位・Safari(26人)

デフォルト設定の〈メール〉〈Safari〉が生き残る中で、〈LINE〉が大健闘!
そんな第4位の〈LINE〉は、コミュニケーションツールとして圧倒的支持を得ています。
携帯番号は知らないけど、LINEなら知っている友達、けっこう多いのでは?デフォルト設定で配置されているアプリをわざわざ移動し、配置されていることからもその支持の高さがわかります。
第3位は、ガラケー時代から馴染み深い〈メール〉。
友達とメールでやりとりしなくなっているとはいえ、学校や会社からの連絡、サークルのメーリス、メールマガジンなど、まだまだ現役で使われているツールです。
しかし、#6に登場してくれたこなみんさんのように、未読メール1000件以上の若者もちらほら見受けられます。
第2位はデフォルト設定のブラウザアプリ・〈Safari〉。
ブラウザアプリとして、〈Safari〉はとっても強いことが今回の調査で判明。なんとTOP4アプリにブラウザアプリを選んでいた人のうち、〈Google Chrome〉(1人)と〈Google〉(1人)以外はすべて〈Safari〉だったんです。
確かに、なにかを検索するときは、とりあえず〈Safari〉に頼っちゃいますよね。
第1位のアプリは…?
第1位・電話(27人)

第1位は、古き良きコミュニケーションツールでもある、〈電話〉。
第4位にランクインしたLINEをはじめ、無料通話ができるアプリがたくさんストアにあるにもかかわらず、デフォルトから「移動させられない」強さ。どうして生き残ったんだろう? もしかして、家族や親友、恋人とは〈電話〉をよく使っているのかな…。
ということで、〈電話〉をホームに残していた二人に話を聞いてみました。
#42に登場してくれたヒーハーくんが〈電話〉を使う場面は、「母親と、バイトの面接、各種予約くらい」だそう。
それでも〈電話〉を残した理由を聞いてみたところ、「〈電話〉は〈メール〉や〈メッセージ〉より汎用性が高いし、何より昔から電話は左端が自分の中で定位置になってます。〈電話〉〈LINE〉〈Safari〉〈ミュージック〉の並びが僕の黄金比で、それが落ち着くからです!」と答えてくれました。
続く#43に登場してくれた柚月さんも、ヒーハーくんと同じく〈電話〉を使う場面は「お店へ電話する時や、ガラケーユーザーの両親に電話する時くらい」だそう。
彼女がホーム画面に〈電話〉を残しているのは、「基本機能だからそのまま置いてあるのと、とっさに使いたいときにすぐ使えるようにしたいから」という理由からみたい。
2人の主な電話の使い道は、LINEの無料通話ではなんとかならない「お店の予約・親への電話」。あくまで、親友や恋人など〈LINE〉で事足りる場合はLINE内の無料通話で済ませつつ、なんとかならない場面で〈電話〉を登場させるのが若者の主な使い道。
#43の柚月さんの話にもあったように、親世代がガラケーを使う限り、〈電話〉を使わないなんてことはなさそうです。
また、事故・事件のようなもしもの場合にすぐ使える便利な存在としてホームに設定しておく安心感&「もともとあるものが相変わらずそこにある」安心感という二重の安心感を持っているのは、さすが長い歴史を持つ〈電話〉だけ。
〈電話〉の「移動させられない」強さを発見することができました。
デフォルトから4分の3が生き残った、ホーム画面のTOP4アプリたち。
〈ミュージック〉はひとり落選…してしまったものの、〈電話〉〈メール〉〈Safari〉の「もともとあるものが相変わらずそこにある」安心感が発揮された形となりました。
そんな安心感を押しのけてまで〈LINE〉が選ばれたのは、その使用頻度と便利さ。
思い立ったらパッと、直感的に使えるスマホの長所を生かすTOP4アプリに、連絡ツール&検索ツールで構成された4つが選ばれたことは納得の結果です。
そう考えれば、デフォルトから〈ミュージック〉が落選してしまったこと、デフォルトで4つに選ばれていないうえに、娯楽としての側面が強い〈Twitter〉〈Instagram〉などのSNSがTOP4アプリに選ばれなかったことも、なるほど、と思えるはず。
紹介した若者のスマホにはおもしろい部分がたくさん! 次の記念記事ではどんなことを発見できるのか、とっても楽しみです。
最後に、登場してくれた50人のみなさん、本当にありがとう!!