フルーティー感溢れるレトロな一杯/昭和レトロ喫茶 セピア【クリームソーダ研 4杯目】
2019.05.17
クリームソーダ:鮮やかなソーダの上に真っ白なアイスクリームが乗った飲み物。そのコントラストが美しいレトロ感漂うビジュアルに、ソーダのシュワシュワとした清涼感と甘いアイスクリームが絶妙にマッチする味わいは、いつの時代も老若男女を魅了する。
そんなクリームソーダの魅力に取り憑かれた筆者が各地の喫茶店を歩き回り、まるで研究するようにクリームソーダの飲み比べを行う活動、その名も“クリームソーダ研”。今回はその4杯目をお届けします!
ノスタルジーな雰囲気のなかで飲むクリームソーダとは?
クリームソーダ研4杯目は、オトメ心をくすぐるメルヘンでレトロな店内とクリームソーダが注目の「昭和レトロ喫茶 セピア」さんです。
最寄り駅は映画「男はつらいよ」の寅さんの故郷でお馴染みの柴又駅。
柴又の古い街並みを抜けたところにある、昭和40~50年代のレトロ可愛いをコンセプトにした喫茶店となっております!

↑印象的なクリームソーダを持ったウエイトレスの女の子のパネルは、星ぽえ夢先生作のセピアのアルバイト“セピアちゃん”。

絶品のフルーティーな味わいが魅力!
店内は昭和のアイドルやアニメを中心とした可愛いレトロ雑貨でいっぱい! 世代の方やマニアにはたまらないじゃないでしょうか? 喫茶店の隣はキャンディ・キャンディ博物館となっており、たくさんのグッズが展示されているようです。
可愛い店内に思わず時間を忘れて見入ってしまいますが、本題のクリームソーダに移りたいと思います…!
運ばれてきたクリームソーダがコチラ!

昭和レトロ喫茶 セピア(柴又駅)
クリームソーダ(左からメロン、オレンジ、イチゴ) 各¥700
◯オトメ心くすぐるフルーティーな味わい。ちょっぴり贅沢タイプ。
ソーダ:炭酸は細かくて強め、シロップは味濃いめ
アイス: 口どけ良いミルク感の強く甘めアイス
懐かしい度:★★★
フルーティー度:★★★
贅沢度:★★★
今回はメロンとオレンジとイチゴの3種類をチョイスしました! 鮮やかな色のクリームソーダが並ぶととっても良いですね…!

まずは王道のメロンのクリームソーダ。
セピアさんのクリームソーダはシロップのフルーツの風味が強いのが特徴的だと思いました。
もう一つ特徴的なのは、アイスと一緒に乗っているミカン! クリームソーダのトッピングと言えば、さくらんぼのイメージだと思うのですが、さくらんぼと合わせてミカンが乗っているのはセピアさんが初めてでした。
ソーダと果実の組み合わせは、まるでフルーツポンチを思わせる味わい! 懐かしさとちょっぴり贅沢感が楽しめるフルーツポンチ風な味わいは、セピアさんのクリームソーダでしか味わえないと思いました。

続いてはオレンジのクリームソーダ。
オレンジ味のクリームソーダも初めて飲みました! 最近色々な味のクリームソーダを置いてあるお店は多いですが、それでもオレンジ味のクリームソーダには中々出会えません!
オレンジは酸味が強いので、アイスとの相性はどうなんだろう…と不安に思うところがありましたが、飲んでみるとそんな心配は無用でした!
甘さが少し控え目なおかげでさっぱりした印象がし、とても飲みやすいです。 甘いアイスと混ざっても、酸味が程よくクリーミーになって美味しかったです!

最後にイチゴのクリームソーダです。
イチゴのソーダは甘さよりも酸味が際立つ味わいでした! なので、オレンジ同様さっぱりしていて飲みやすい一杯です。
アイスがミルク感の強いアイスなので、溶けたアイスとソーダが混じるとイチゴミルクみたいな風味になって美味しかったです!
クリームソーダ研4杯目は、フルーティーな味わいが特徴的な“昭和レトロ喫茶セピア”さんのクリームソーダでした! 店主のこだわりいっぱいの店内でしたが、クリームソーダも昭和感溢れる懐かしい味わいで、とことん昭和レトロを突き詰めた素敵な喫茶店です。柴又にきた際は、是非“昭和レトロ喫茶セピア”さんで時間を忘れてレトロな一時を過ごしてみてはいかがでしょうか?

【取材協力】
■昭和レトロ喫茶 セピア
〒125-0052 東京都葛飾区柴又7-4-11
京成柴又駅より徒歩2分
営業時間:11:00〜18:00(LO 17:30 ) ※5月の営業時間(変更は店舗にお問い合わせください)
定休日:火曜・水曜日
TEL:03-6657-8620