バンドマンって正直モテる?「おとのま」で聞いてきた!【ユースなう!vol.109】

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「彼氏にしてはいけない3B」として語り継がれる職業といえば、美容師、バーテンダー、そして……バンドマン! 皆さんの身近にいるバンドマンって、彼氏にしてはいけないような人ですか? 正直バンドマンってモテるのでしょうか? 何かと検証してしまうユースタが、バンドサークルのつながりをテーマにした「おとのまvol.4」でバンドマンに話を聞いてきました! 
※イベント取材は緊急事態宣言前の2月17日に行われました

あらゆるバンドマンが集う、おとのまvol.4

 

企画しているのは、いろんな音楽イベントを学生主導で作り上げている団体【SOUND YOUTH】。おとのまは今回で4回目の開催だったのですが、1回目のようすは【こちら】をご覧ください!

Vol.4はこんな感じです!

おとのまが他のライブイベントと違うのは「バンドサークル同士のつながりを深め、新たなつながりを作る」ところ。そのため会場は出演者同士で気軽に話が出来るようなラフな雰囲気でした。演奏を聴いて感じたことを、直接伝えあえる環境ってとても贅沢です!

 

さてこちらのSOUNDYOUTHのうめぼしさん(普段からこの愛称で親しまれています)にご挨拶をしようとしたところ……。

「ユースタって最近【イケメン取材系記事】多くない~~~~????」


……
………(図星で言葉を失う)。
取材と称してイケメンと触れ合うライターの様子がバレていました。

しかし潜入したからには、バンドマンのモテ実情を掴んで帰らねば!
さっそく話を聞くことに。

まずはこちらの方から!

 

クリープハイプとかmy hair is badは○○な人に響く

 

有馬遼稀(ありま)さん(都留文科大学1年 弾き語りサークル路上ライ部 アコースティックギター弾き語り)

––––音楽をやっていると女性からモテますか?

(イメージが)見直されることはあります。

––––歌が上手いとカラオケとかでキャ~とかなりますか?

なりますね!(笑) 。ポイントは高いと思います(笑)。

––––とすると、バンドマンってやっぱりモテますか?

モテると思います。バンドマンの恋愛観って、その人の趣味の音楽に現れると思うんです。例えばmol-74とかSHE‘Sとかthe shes goneとか好きな人は、片思い好きで純粋な恋に憧れてて。で、クリープハイプとかmy hair is badは、恋愛に後悔が残っている人に響くのかもしれません。あと恋愛以外のことで言えば、よく単位を落とす人を見かけます(笑)。音楽が大変なのも理由の1つですが、勉強より好きな音楽に熱中してしまうからなのかなと思います。

ありまさん、さてはバンドマン評論家か? インタビュー1人目にしてとても具体的な分析が! 気になるバンドマンを攻略したい人は、その人の趣味の曲を要チェックってわけですね!

ギターを始めてまだ1年というありまさんが、歌や演奏で気持ちを忠実に表現できているのはまさに努力のたまもの。恋愛の一番エモい瞬間を切り取ったような歌詞にライターも感情移入しすぎてしまい、目を潤ませながら聴き入りました。

次なるバンドマンを探していると、他とは違った雰囲気を醸し出す柄シャツの集団を発見。柄シャツのバンドマン、是非とも話を聞きたい……!

 

チャランゴは、モテる。

 

西田崚さん(慶應大学3年 西田フレンズ所属 チャランゴ担当)

赤い派手なシャツが勝負衣装という西田さん、ただし金色やほかの色も着るらしくいつも赤色を着ているわけではない。


大塚俊司さん(筑波大学5年 西田フレンズ所属 ケーナ担当)

黄色のアロハシャツをおととい買ったという大塚さん、サングラスはブルーに惹かれただけで、ブルーライトカットは意識していないとのこと。


吉岡裕哲さん(筑波大4年 西田フレンズ所属 カホン担当)

当日の衣装や持ち物がほとんどストライプだった吉岡さん、普段のコーデはもっと民族衣装みが強いらしい。

––––……すみません、取材をさせていただいてもよろしいでしょうか……?

全員:えええ(笑)。大丈夫ですよ!

––––(皆さんとてもにこやか……!)ありがとうございます! 皆さんの担当の楽器を教えてください。

西田:チャランゴです。ウクレレくらいのサイズの弦楽器でアンデス地方の民族楽器です。


▲チャランゴ

大塚:ケーナという南米の笛です。


▲ケーナ

吉岡:カホンです。


▲カホン

––––このような楽器はどこで出会ったのですか?

西田:関東にアンデス地方の音楽やっているサークルが10大学くらいあるんですけど、そこで出会いました。西田フレンズも、そのサークル同士の繋がりからできたバンドです。

––––音楽やっていてモテたことはありますか?

大塚:あんま感じたことないですね。音楽の種類にもよると思うんですけど……。

西田:チャランゴはモテますよやっぱ。


▲モテるチャランゴ

––––何故ですか?

西田:先輩もみんなチャランゴの人はモテてます(笑)。(モテる)率が高いのかもしれません。

––––皆さんの思うバンドマンってどんな人ですか?

西田:自分たちのやってるジャンルだと、割とまじめで落ち着いた人が多いです。世間的なバンドマンのイメージでいう、ウェイウェイした感じの人はあんまりいないですね。

西田フレンズの皆さん、本当ににこやかで紳士でした。そして「チャランゴは、モテる」という今取材1のパワーワードも炸裂。印象的な衣装と真摯な内面で、ギャップ萌えlv.100の西田フレンズさんでしたが、演奏中の姿が更にすごかった……!

ひとたび演奏が始まれば、まるで壮大な映画のサウンドトラックのような勢い。緊張を一切感じさせない圧倒的技量。今イベントの王者感。演奏終了時には会場がどよめきました!

会場でひたすらモテるかモテないかを聞きまわっていたライターも、バンドサークルのクオリティーにただただ感服。

そして最後の情報提供で、いよいよバンドマンのダメ男エピソードが……。

 

時間にルーズな人が多い

 

安広ルカさん(立教大学3年 立教大学作詞作曲部OPUS所属 リードギター担当)

––––いま恋人はいますか?

サークルが一緒の彼女がいます。

––––音楽をやっていてモテた経験はありますか?

いや、まったくないです(笑)。

––––カラオケとか言ったらモテるとかは?

僕はギターなので(笑)。やっぱりボーカルとかはモテるみたいです。

––––バンドマンってどんな人が多いですか?

時間にルーズな人が多いです。スタジオにも遅れてきたりします。

––––恋愛面でもかなりルーズな人が多いですか?

友達で全然時間に起きられない人は、彼女を1時間待たせたりとか……。

安広さん、まさに王道バンドマンでとても爽やか。本人は謙遜していましたが本当はモテてるに違いないと推測します……。そして気になったのはバンドマンの時間のルーズさ。冒頭のありまさんが言っていた「単位を落としがち」なのもここに関係してそうです。

身体を大きく使い、エネルギッシュなOPUSさんの演奏。「音楽が好きなんだ!!!!」という熱意が音からも表情からも伝わってきました!

 

最後に、今回の取材で分かったことはこちら!

 

①バンドマンは人によっては時間にルーズかもしれないし、もしかしたら単位も落としがちかもしれない。

②バンドマンはボーカルとチャランゴに限り、モテる。

③気になるバンドマンがいる場合、趣味の音楽で素性を探れ!

調査結果は参考になりましたか? たとえ努力したとしてもセンスがものを言う、とてもシビアな音楽の世界。その中でも自分の内面をさらけ出して魅せるバンドマンたちが、今後も世の女性たちを翻弄するのは間違いないでしょう。さて続いては美容師かバーテンダーか、どちらに参りましょうか!
 
【取材協力】
■SOUND YOUTH
http://soundyouth.circleapp.jp/#
twitter:@SoundYouthJP

 

安田はな(やすだはな)
あらゆる「スキ」を求めて、日々模索中。美容情報と美味しいお肉がスキです。
書いた記事:#Yasuda/twitter:@ysdhn